(写真:伊藤朝輝、以下同じ)
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 iPhoneやiPadなどの米Apple(アップル)製端末には、端末操作を支援する「アクセシビリティ」機能が標準で搭載されている。印刷物などの小さくて読みづらい文字をiPhoneのカメラで捉えて、画面に大きく表示する「拡大鏡」もその1つだ。

 iOS 14.2では、「拡大鏡」に近くの人を検出しその距離を表示するとともに音や振動で知らせる「人の検出」機能が追加された。新型コロナウイルスの感染拡大を防ぐために有効な手段とされるソーシャルディスタンスを目と耳で確認できるわけだ。今回はこの「人の検出」機能を紹介しよう。

日常的に役に立つiPhoneの拡大鏡

 まずはiPhoneの拡大鏡を呼び出す方法を確認しておこう。拡大鏡はコントロールセンターまたはホーム画面から呼び出すのだが、どちらも事前準備が必要だ。

 コントロールセンターから呼び出せるようにするには、「設定」→「コントロールセンター」とタップして「拡大鏡」コントロールを登録しておく。

 ホーム画面から呼び出す場合は、「設定」→「アクセシビリティ」→「拡大鏡」とタップして表示された画面で「拡大鏡」をオンにする。これで「Appライブラリ」に「拡大鏡」が現れるので、ホーム画面の好きな場所にドラッグ&ドロップしておこう。

 筆者は、コントロールセンターから呼び出すようにしている。アプリ使用中でもホーム画面に戻る必要がないからだ。

 拡大鏡は、iPhoneの背面カメラで捉えた映像を拡大表示しているので「カメラ」アプリを起動してズームすればよいと思うかもしれない。だが、拡大鏡は焦点距離が比較的近い状態で起動するため、即座に手元の対象物に焦点が合う。実際にやってみると分かるが、カメラアプリでズームするよりも圧倒的に簡単だ。

コントロールセンターに「拡大鏡」を登録しておくと、使いたいときに素早く呼び出せる。「設定」→「コントロールセンター」とタップして表示される画面で登録しておこう(赤い枠は筆者が付けた)
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拡大鏡を起動すると素早く手元の対象物に焦点が合う。明るさやコントラストの調整機能、通常では見えにくい文字を浮き立たせるといったフィルター機能も便利
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