創業者の後を継いでZOZOの社長に就任した沢田宏太郎氏。衣料品ECモール「ZOZOTOWN(ゾゾタウン)」が巣ごもり需要の追い風で急成長を続ける。2021年3月には新たに化粧品ECモールを立ち上げ、コスメ市場に本格参入した。次の成長エンジンはパーソナライズ。1人ひとりに合わせたサイトづくりを追求する。

(聞き手は浅川 直輝=日経コンピュータ編集長、鈴木 慶太=日経クロステック/日経コンピュータ)

沢田 宏太郎(さわだ・こうたろう)氏
沢田 宏太郎(さわだ・こうたろう)氏
1994年早稲田大学理工学部卒、NTTデータ入社。コンサルティング企業を経て2008年スタートトゥデイコンサルティング(現ZOZO)代表取締役。2013年スタートトゥデイ(現ZOZO)取締役、2019年9月から現職。50歳、神奈川県出身。(写真:村田 和聡)
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創業者の前沢友作氏から社長を引き継いで約1年半、どのようなスタンスで会社を経営してきましたか。

 ご存じの通り、前社長はかなりの個性派で私とは真逆の人間です。彼はとにかく振り幅を大きくして目立ちたいタイプですが、私はどちらかというと1つひとつ着実にやるタイプです。

 ただ、彼が真逆な人間である私を後任に指名したのは、「同じことはやらなくていい」というメッセージかと。なので私は(前沢氏と)同じことをするのではなく、今まで築いてくれた礎をどう発展させるかを、自分なりのやり方でやろうと考えました。

具体的な取り組みは。

 まずは社内の体制を見直しました。以前のZOZOは前沢を頂点にしてみんなでそこに食らいついていくトップダウン型だったので、部署間など横の連携がなかなか難しい状態でした。そこで横のつながりを意識して会議体を見直すなど、社内の体制を整えるために色々と工夫を凝らしました。半年ぐらい経って徐々に手応えが出てきて、そこから半年でやっと軌道に乗ったという感じです。

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