スタート以来、日経クロステックの名物コラムとなった「テクノ大喜利、ITの陣」。今回はその第32回だ。毎回、複数の識者に共通のお題(質問)を投げかけ、識者にはそれに答える形で論陣を張ってもらう。お題は日本企業のIT利活用の問題点やIT業界の構造問題、そして世間の耳目を集めたIT絡みの事件などだ。

 第32回のお題は「遅れに遅れたデジタル教育、これで日本の未来は大丈夫か」。答える識者のトップバッターは、土木設計の技術者として従事した後、IT担当に転じて長くCIO(最高情報責任者)を務めた木内里美氏だ。「日本はいつもハードウエア先行、学校教育ではハードウエアばらまきでさえも心もとない」と指摘する木内氏は、デジタル難民化した教師の存在など課題を克服し、デジタルネーティブ世代を正しく教育する方策を探る。(編集部)

木内 里美(きうち さとみ)
SANTA 会長
木内 里美(きうち さとみ) 1969年に大成建設入社。土木設計部で海洋設計に従事した後、土木設計部システム技術室で部門LANの構築に携わり、1995年に土木情報技術部部長。2001年に情報企画部長、2001年に社長室情報企画部長、2005年に理事 情報企画部長 兼 大成情報システム代表取締役社長。2008年に大成ロテック常勤監査役。2012年にオランを設立し代表取締役に就任。2017年にSANTAを設立し会長に就任。2019年から高知県北川村政策参与。
【質問1】PCをばらまく「GIGAスクール構想」をどう評価する?
【回答】教員に対するICT教育がまず不可欠、ハードウエア先行のツケは大きい
【質問2】小中高で必修化されるプログラミング教育の成否は?
【回答】ソースコードを学ぶことが重要なのではない、プログラムの概念の学びが大切
【質問3】そもそも青少年へのデジタル教育はどうあるべきか
【回答】データをどう扱うかを身につけることが、デジタル教育の重要なテーマ

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