スタート以来、日経クロステックの名物コラムとなった「テクノ大喜利、ITの陣」。今回はその第13回だ。毎回、複数の識者に共通のお題(質問)を投げかけ、識者にはそれに答える形で論陣を張ってもらう。お題は日本企業のIT利活用の問題点やIT業界の構造問題、そして世間の耳目を集めたIT絡みの事件などだ。

 第13回のお題は「人月商売のITベンダーで働く技術者に告ぐ」。特に下請けで働く技術者に焦点を当てて、識者に今後のキャリア開発の道筋を示してもらった。ラストに答える識者は、ITベンダーとユーザー企業双方の役員を歴任した有賀貞一氏だ。下請けのITベンダーの実態を様々なデータを基にあぶり出した上で、有賀氏は「下請け技術者はIT業界の格差を本当に認識しているのか」と問いかける。(編集部)

有賀 貞一(あるが ていいち)
AITコンサルティング 代表取締役
有賀 貞一(あるが ていいち) 1970年に野村コンピュータシステム(現・野村総合研究所)入社、ニューヨーク駐在事務所長などを経て、1994年に常務取締役。1997年にCSK(現SCSK)入社、専務取締役に就任。金融システム事業本部長など歴任し、2005年にCSKホールディング代表取締役。2008年にミスミグループ本社代表取締役副社長。2011年に AITコンサルティング株式会社を設立し代表取締役に就任。現在、中央電力やアイリッジの取締役などを兼務。
【質問1】人月商売ベンダーの技術者の現状をどう見る
【回答】多重下請けで働く技術者はIT業界の格差を本当に認識しているのか
【質問2】人月商売に甘んじて大丈夫か、将来のリスクは?
【回答】脱出せよ、旧来型のソフトウエア開発企業では苦労しても報われない
【質問3】多重下請けから脱しキャリアを開くのに必要なこと
【回答】「高尾山から槍ヶ岳、槍ヶ岳から八ヶ岳へ」戦略でスキルを積みレベルを上げよ

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