スタート以来、日経クロステックの名物コラムとなった「テクノ大喜利、ITの陣」。今回はその第13回だ。毎回、複数の識者に共通のお題(質問)を投げかけ、識者にはそれに答える形で論陣を張ってもらう。お題は日本企業のIT利活用の問題点やIT業界の構造問題、そして世間の耳目を集めたIT絡みの事件などだ。

 第13回のお題は「人月商売のITベンダーで働く技術者に告ぐ」。特に下請けで働く技術者に焦点を当てて、識者に今後のキャリア開発の道筋を示してもらった。答える識者の3番手は、日本で活躍する韓国人コンサルタントの廉宗淳氏だ。自らもIT業界の人月商売、多重下請け構造に身を置いた廉氏は、韓国版の「アリとキリギリス」を引き合いに、人月商売でアリのように働いていてはならないと説く。(編集部)

廉 宗淳(ヨム ジョンスン)
e-Corporation.JP 代表取締役社長
廉 宗淳(ヨム ジョンスン) 韓国ソウル市公務員を経て、1993年に来日。2000年にe-Corporation.JPを設立し代表取締役社長に就任。2005~2010年、聖路加国際病院ITアドバイザー。2007~2017年、青森市情報政策調整監(CIO補佐官)。2008~2015年、佐賀県統括本部情報課情報企画監。2013~2014年、大阪府・大阪市特別参与(IT担当)。2015~2017年、パシフィックコンサルタンツITアドバイザー。2014~2016年、佐賀県多久市ITアドバイザー。学術博士。
【質問1】人月商売ベンダーの技術者の現状をどう見る
【回答】 SI業界でいくら頑張っても仕方がない、一刻も早く足を洗うべし
【質問2】人月商売に甘んじて大丈夫か、将来のリスクは?
【回答】専門性のない単なるプログラマーになってしまうのが大きなリスク
【質問3】多重下請けから脱しキャリアを開くのに必要なこと
【回答】韓国で流行した「アリとキリギリス」、技術者はアリで終わってはならない

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