スタート以来、日経クロステックの名物コラムとなった「テクノ大喜利、ITの陣」。今回はその第13回だ。毎回、複数の識者に共通のお題(質問)を投げかけ、識者にはそれに答える形で論陣を張ってもらう。お題は日本企業のIT利活用の問題点やIT業界の構造問題、そして世間の耳目を集めたIT絡みの事件などだ。

 第13回のお題は「人月商売のITベンダーで働く技術者に告ぐ」。特に下請けで働く技術者に焦点を当てて、識者に今後のキャリア開発の道筋を示してもらった。2番手で登場するのは、土木設計の技術者として従事した後、IT担当に転じて長くCIO(最高情報責任者)を務めた木内里美氏だ。「今回のお題は辛気くさい」と乗り気ではなかった木内氏だが、技術者へ熱いメッセージを出してくれた。(編集部)

木内 里美(きうち さとみ)
SANTA 会長
木内 里美(きうち さとみ) 1969年に大成建設入社。土木設計部で海洋設計に従事した後、土木設計部システム技術室で部門LANの構築に携わり、1995年に土木情報技術部部長。2001年に情報企画部長、2001年に社長室情報企画部長、2005年に理事 情報企画部長 兼 大成情報システム代表取締役社長。2008年に大成ロテック常勤監査役。2012年にオランを設立し代表取締役に就任。2017年にSANTAを設立し会長に就任。2019年から高知県北川村政策参与。
【質問1】人月商売ベンダーの技術者の現状をどう見る
【回答】本来クリエーティブであるべきプログラマーが最も下位に位置するというのが大問題
【質問2】人月商売に甘んじて大丈夫か、将来のリスクは?
【回答】虚偽の業務経歴書を書くように言われた人は即座に会社を辞めた
【質問3】多重下請けから脱しキャリアを開くのに必要なこと
【回答】受託ソフトウエア開発でも良い会社がある、一刻早く「コード屋」から脱却せよ

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