スタート以来、日経クロステックの名物コラムとなった「テクノ大喜利、ITの陣」。今回はその第34回だ。毎回、複数の識者に共通のお題(質問)を投げかけ、識者にはそれに答える形で論陣を張ってもらう。お題は日本企業のIT利活用の問題点やIT業界の構造問題、そして世間の耳目を集めたIT絡みの事件などだ。

 第34回のお題は「大規模システム障害が発生、そのときどうする?」。答える識者の2番手に、製造現場のシステム開発などを手掛けた後にCIO(最高情報責任者)を務めた寺嶋一郎氏が登場する。自身の体験からシステム障害での責任者のつらさを知る寺嶋氏だが、避けられないバグやミスであってもシステム障害を引き起こすことの「大罪」を語る。その上で、トラブル防止に最善を尽くすための方策を指南する。(編集部)

寺嶋 一郎(てらじま いちろう)
TERRANET代表
寺嶋 一郎(てらじま いちろう) 1979年に積水化学工業入社。製造現場の制御システム、生産管理システム構築などに従事。1985年マサチューセッツ工科大学留学を経て、人工知能ビジネスを目指した社内ベンチャー、アイザック設立に参画。2000年に積水化学 情報システム部長に就任、IT部門の構造改革やIT基盤の標準化などに取り組む。2016年に定年退職し、IIBA日本支部代表理事、BSIA事務局長、PCNW幹事長などを通じて日本企業のIT部門を支援する活動に着手。
【質問1】システム障害で東証社長が辞任、あの事件をどう見た?
【回答】今回の辞任はすっきりしない。トップが責任を取って終わりではないからだ
【質問2】避けられないバグやミス、システム障害は「大罪」か
【回答】システム障害を回避する努力もせず、システム開発や稼働を続けることは大罪
【質問3】システム障害に対する正しい備えと正しい対処とは?
【回答】完璧はあり得ないがどう最善を尽くすか、リーダーシップとチームワークが問われる

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