スタート以来、日経クロステックの名物コラムとなった「テクノ大喜利、ITの陣」。今回はその第14回だ。毎回、複数の識者に共通のお題(質問)を投げかけ、識者にはそれに答える形で論陣を張ってもらう。お題は日本企業のIT利活用の問題点やIT業界の構造問題、そして世間の耳目を集めたIT絡みの事件などだ。

 第14回のお題は「DXを主導しようとしない経営者につけるクスリはあるか」。答える識者のラストバッターとして登場するのは、東京理科大学大学院の田中芳夫教授だ。「ゴルフのことで頭がいっぱいの経営者につけるクスリはない」と断じた上で、「ITの進歩の怖さを自覚できないのなら引退せよ。そうでないのなら我が事としてITを学べ」と日本企業の経営者を説教する。(編集部)

田中 芳夫(たなか よしお)
東京理科大学大学院 経営学研究科技術経営専攻 教授
田中 芳夫(たなか よしお) 1949年生まれ。大学卒業後に大手重工業メーカーに入社し、システム開発などを担う。1980年に外資系コンピューターメーカーに転職しシステム・製品開発に従事。日本のPCの標準化にも尽力した。2005年に外資系ソフトウエア企業に初代CTOとして入社。2007年より国立研究開発法人に参画するとともに、東京理科大学大学院にてソフトウエア開発、技術戦略などを講義。現在「ものこと双発」の旗の下に産業や社会の構造改革を目指す。
【質問1】日本企業の経営者のITオンチはどこまで改善された?
【回答】ゴルフのことで頭がいっぱいの経営者につけるクスリはない
【質問2】DXの重要性を語る経営者が現場任せなのはなぜか
【回答】企業の戦略という意識がなく、一部の専門家の仕事と思っているから
【質問3】今、経営者に説教するとしたら何と言う?
【回答】世界で通用するITの知識はあるか、無いならゴルフを控えて勉強せよ

この先は日経クロステック Active会員の登録が必要です

日経クロステック Activeは、IT/製造/建設各分野にかかわる企業向け製品・サービスについて、選択や導入を支援する情報サイトです。製品・サービス情報、導入事例などのコンテンツを多数掲載しています。初めてご覧になる際には、会員登録(無料)をお願いいたします。