スタート以来、日経クロステックの名物コラムとなった「テクノ大喜利、ITの陣」。今回はその第17回だ。毎回、複数の識者に共通のお題(質問)を投げかけ、識者にはそれに答える形で論陣を張ってもらう。お題は日本企業のIT利活用の問題点やIT業界の構造問題、そして世間の耳目を集めたIT絡みの事件などだ。

 第17回のお題は「とがった優秀なIT人材を潰す日本の企業文化を変えられるか」。お題に答える識者の3番手には、ITベンダーとユーザー企業双方の役員を歴任した有賀貞一氏が登場する。「なぜ日本企業では出るくいは打たれるのか」との問いに「そもそも日本企業に、出るくいなんているのか」と切り返す有賀氏。毒舌は今回も絶好調だ。(編集部)

有賀 貞一(あるが ていいち)
AITコンサルティング 代表取締役
有賀 貞一(あるが ていいち) 1970年に野村コンピュータシステム(現・野村総合研究所)入社、ニューヨーク駐在事務所長などを経て、1994年に常務取締役。1997年にCSK(現SCSK)入社、専務取締役に就任。金融システム事業本部長など歴任し、2005年にCSKホールディング代表取締役。2008年にミスミグループ本社代表取締役副社長。2011年に AITコンサルティング株式会社を設立し代表取締役に就任。現在、中央電力やアイリッジの取締役などを兼務。
【質問1】なぜ日本企業は「出るくい」を打ち続けてきたのか
【回答】米国でも「出るくいは打たれる」、本当に優秀なIT人材が日本企業にいるのか
【質問2】高額報酬やデジタル子会社設立で優秀な人材を生かせるか
【回答】真に優れた人材でなければ、中途半端な処遇で変な期待を抱いても無駄
【質問3】とがった人材を生かせる組織に変えるには何が必要か
【回答】経営者の報酬を10倍にせよ、さすれば人材の生かし方を少しは考えるだろう

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