スタート以来、日経クロステックの名物コラムとなった「テクノ大喜利、ITの陣」。今回はその第17回だ。毎回、複数の識者に共通のお題(質問)を投げかけ、識者にはそれに答える形で論陣を張ってもらう。お題は日本企業のIT利活用の問題点やIT業界の構造問題、そして世間の耳目を集めたIT絡みの事件などだ。

 第17回のお題は「とがった優秀なIT人材を潰す日本の企業文化を変えられるか」。お題に答える識者のラストバッターは、日本の自治体のCIO(最高情報責任者)補佐官などを歴任した韓国人コンサルタントの廉宗淳氏だ。外国人には理解できない「空気を読む」文化に着目した廉氏は、自由な発想を許しとがったIT人材を生かす組織文化を作るための具体策を提案する。(編集部)

廉 宗淳(ヨム ジョンスン)
e-Corporation.JP 代表取締役社長
廉 宗淳(ヨム ジョンスン) 韓国ソウル市公務員を経て、1993年に来日。2000年にe-Corporation.JPを設立し代表取締役社長に就任。2005~2010年、聖路加国際病院ITアドバイザー。2007~2017年、青森市情報政策調整監(CIO補佐官)。2008~2015年、佐賀県統括本部情報課情報企画監。2013~2014年、大阪府・大阪市特別参与(IT担当)。2015~2017年、パシフィックコンサルタンツITアドバイザー。2014~2016年、佐賀県多久市ITアドバイザー。学術博士。
【質問1】なぜ日本企業は「出るくい」を打ち続けてきたのか
【回答】外国人には理解できない「空気を読め!」、読めないなら制裁を受ける組織文化が問題
【質問2】高額報酬やデジタル子会社設立で優秀な人材を生かせるか
【回答】優秀な人材を集めても、優秀な成果を出してくれるかは全く別の話
【質問3】とがった人材を生かせる組織に変えるには何が必要か
【回答】空気を読まなくてもよい職場を作るため3つの策を実践せよ

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