スタート以来、日経クロステックの名物コラムとなった「テクノ大喜利、ITの陣」。今回はその第20回だ。毎回、複数の識者に共通のお題(質問)を投げかけ、識者にはそれに答える形で論陣を張ってもらう。お題は日本企業のIT利活用の問題点やIT業界の構造問題、そして世間の耳目を集めたIT絡みの事件などだ。

 第20回のお題は「日本の産業政策にもの申す、ダメIT業界をどうするか」。お題に答える識者のトップバッターは、土木設計の技術者として従事した後、IT担当に転じて長くCIO(最高情報責任者)を務めた木内里美氏だ。「日本のIT業界がダメなのは産業政策の失敗ではなく、客としての失敗だ」と喝破し、もはやこれ以上、IT企業を楽な商売に安住させてはならないと説く。(編集部)

木内 里美(きうち さとみ)
SANTA 会長
木内 里美(きうち さとみ) 1969年に大成建設入社。土木設計部で海洋設計に従事した後、土木設計部システム技術室で部門LANの構築に携わり、1995年に土木情報技術部部長。2001年に情報企画部長、2001年に社長室情報企画部長、2005年に理事 情報企画部長 兼 大成情報システム代表取締役社長。2008年に大成ロテック常勤監査役。2012年にオランを設立し代表取締役に就任。2017年にSANTAを設立し会長に就任。2019年から高知県北川村政策参与。
【質問1】なぜ日本はIT産業の育成に失敗したのか
【回答】産業政策の失敗ではなく、客としての失敗だ
【質問2】多重下請け構造のIT業界を近代化するには?
【回答】発注側が目利きになり、力量のある中堅中小のIT企業を直接活用せよ
【質問3】ITベンチャーの起業を促し育成するには何が必要?
【回答】技術を見極め起業時から「ヒト・モノ・カネ」の面で手厚く支援すべし

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