スタート以来、日経クロステックの名物コラムとなった「テクノ大喜利、ITの陣」。今回はその第22回だ。毎回、複数の識者に共通のお題(質問)を投げかけ、識者にはそれに答える形で論陣を張ってもらう。お題は日本企業のIT利活用の問題点やIT業界の構造問題、そして世間の耳目を集めたIT絡みの事件などだ。

 第22回のお題は「日本の企業や役所のデジタル化を阻むハンコ問題」。お題に答える識者のラストバッターは、ITベンダーとユーザー企業双方の役員を歴任した有賀貞一氏だ。ハンコ問題を抜本的に解決するためには理系頭を持った人材が不可欠だが、日本企業には全く存在しないとした上で、「このままではDX(デジタルトランスフォーメーション)の糸口もつかめない」と警告する。(編集部)

有賀 貞一(あるが ていいち)
AITコンサルティング 代表取締役
有賀 貞一(あるが ていいち) 1970年に野村コンピュータシステム(現・野村総合研究所)入社、ニューヨーク駐在事務所長などを経て、1994年に常務取締役。1997年にCSK(現SCSK)入社、専務取締役に就任。金融システム事業本部長など歴任し、2005年にCSKホールディングス代表取締役。2008年にミスミグループ本社代表取締役副社長。2011年にAITコンサルティングを設立し代表取締役に就任。現在、中央電力やアイリッジの取締役などを兼務。
【質問1】ハンコにFAX、なぜ日本の職場にアナログがはびこるのか
【回答】アナログのほうが心地良い、ITリテラシーの低い部署は変革を考えることすらない
【質問2】新型コロナ禍を機にハンコ問題は解消に向かうか
【回答】無理、新型コロナ禍を抑え込めないなら「適当な解決策」は出てくるだろう
【質問3】職場をもっとデジタルに、もっと快適にするには何が必要か
【回答】適切な人材の投入による徹底的なデジタル化の推進と、労働法制の革命的な改正

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