スタート以来、日経クロステックの名物コラムとなった「テクノ大喜利、ITの陣」。今回はその第28回だ。毎回、複数の識者に共通のお題(質問)を投げかけ、識者にはそれに答える形で論陣を張ってもらう。お題は日本企業のIT利活用の問題点やIT業界の構造問題、そして世間の耳目を集めたIT絡みの事件などだ。
第28回のお題は「DXなど変革を担える人材のつくり方」。答える識者の3番手に、外資系ITベンダーでCTO(最高技術責任者)などを務めた元・東京理科大学大学院教授の田中芳夫氏が登場する。DX(デジタルトランスフォーメーション)を担う人材の育成面で、日本は先進国の中でも最低レベルであることを指摘する田中氏は、DXの推進と人材の育成のために海外、特に米国に学ぶことの必要性を説く。(編集部)
田中 芳夫(たなか よしお)
元・東京理科大学大学院教授
元・東京理科大学大学院教授

【質問1】日本企業にDXなど変革を担える人材はいるのか
【回答】 DX人材は「デジタル・技術スキル」を備え「国際経験」もある人の中から探せ
【質問2】自らが変革人材となるためにはどうすればよいか
【回答】変革人材を志すならば、とにかく海外、特に米国の先進技術やシステムを学ぶべし
【質問3】変革人材を多数育成するためには何をすればよいか
【回答】「マイクロSI」組織を作り、企業戦略とIT 戦略の設計を共に任せよ
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