コピー&ペーストはExcelのデータ入力になくてはならない機能だ。このコピペと関連が深い機能にクリップボードがある。このクリップボードには実に便利な機能があるのだが、どういう訳か意外に使われていない。

ベテランほど使わない機能

 なぜ、このクリップボードが持つ便利な機能を使わないのか。それというのも、クリップボードとは、コピーしたデータを一時的に記憶しておく場所で、新たにコピーをすると古いデータは消去されてしまうと考えられてきたからだ。ベテランほどこのように考えているのではないか。

 確かに一昔前のクリップボードは、新たにコピーすると前のデータは消去された。しかし、Excelのクリップボードは、コピーした内容を最大24個記憶しておける。試しに下記の表、グラフ、図形のあるシートで実験してみよう。

 まず、A1:E5の表を選択してコピーする。次にグラフを選択してコピーする。最後に図形を選択してコピーする。これで3つのアイテムをコピーしたことになる。 

A1:E5の表、グラフ、吹き出し図形を順に選択して連続コピーする
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 この状態でペーストを実行すると、当然のことながら最後にコピーした図形の複製を作成できる。

ペーストを実行すると最後にコピーした吹き出し図形の複製を作成できた
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 では、図形以前にコピーした表やグラフはクリップボードから消去されたかというと、決してそんなことはない。

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