Excelで長いテキスト、「文字の割付」と「折り返して全体を表示」を一緒に覚えたい
出典:日経クロステック、2022年3月24日
(記事は執筆時の情報に基づいており、現在では異なる場合があります)
Excelでは長いテキストを所定のセル幅に収めたい場合がよくある。この場合、定番技に「折り返して全体を表示する」がある。一方、これとは別にあまり知られていない技として「文字の割付」がある。両方を覚えて場面に合わせて利用したい。
セル幅を変えずにテキストを収める
下記はA1にかなり長めのテキストが入力してある。これを、セル幅を変えずにセル内に収める。A1を選択したら、「ホーム」タブから「折り返して全体を表示する」ボタンをクリックする。これで一発でセル幅を変えずにテキストを収められる。
A1のセル幅以上に長くなってはみ出たテキスト。A1を選択したら「ホーム」タブから「折り返して全体を表示する」ボタンを選ぶ
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一発でセル内にテキストを収められた。行高は変わったが、行幅は元のまま
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行幅を調整すると、行幅に合わせてテキストの折り返し位置が変わる
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この「折り返して全体を表示する」と一緒に覚えておきたいのが「並べ替えとフィル」にある「文字の割付」だ。上記と同じサンプルで「文字の割付」を実行してみよう。
先ほどと同じサンプルで、A1を選択したら「ホーム」タブの「フィル」ボタンから「文字の割付」を選ぶ。警告が出るが「OK」を押す
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テキストがA1:A4に分割して入力された。行高も行幅も元のままだ。A1の値を見ると、テキストが途中で分断されたことが分かる
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