誰もが見たくないものにExcelのエラー表示がある。よく見る「#DIV/0!」もその一つだ。下図はこの「#DIV/0!」が出た一例だ。

「#DIV/0!」エラーが出てしまった。エラーの意味を理解して、慌てず対処したい
「#DIV/0!」エラーが出てしまった。エラーの意味を理解して、慌てず対処したい
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ゼロで割るからこうなった

 「#DIV/0!」エラーは、ちまたで「ディブゼロエラー」と呼ばれているもので、数値をゼロで割るとこれが出る。「DIV」は「divide」つまり「割る」の略語であり、「#DIV/0!」これすなわち「ゼロで割る」ということだ。

 では、先のシートに戻って、本当にゼロで割り算しているのか確認してみよう。「#DIV/0!」が表示されているC3を選択して数式バーを確認すると、数式は「=B3/B7」になっている。除数に相当するB7を見ると空白セルだ。つまりB3の「515,000」をB7の「0」で割ったから、「#DIV/0!」が出たわけだ。

C3の数式を確認すると「=B3/B7」になっている。除数のB7は「空白セル=0」だから「#DIV/0!」が出たわけだ
C3の数式を確認すると「=B3/B7」になっている。除数のB7は「空白セル=0」だから「#DIV/0!」が出たわけだ
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 なぜこうなったのか理由を説明しよう。C列にはB6に示した合計に占める、各商品の売上高の割合を計算したい。C2の場合だと「=B2/B6」として、表示形式を「%」にすれば、割合を算出できる。さらにこの数式をC6までオートフィルして時短を図ろうとしたところ、相対参照が機能して、オートフィル先のC3は「=B3/B7」、C4は「=B4/B8」のようになり、結果、「#DIV/0!」が出てしまったわけだ。

C2に「=B2/B6」と入力し、セル右下のオートフィルボタンをC6までドラッグする。結果、相対参照が働いて、冒頭で見たエラーが出る
C2に「=B2/B6」と入力し、セル右下のオートフィルボタンをC6までドラッグする。結果、相対参照が働いて、冒頭で見たエラーが出る
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