平均値を求めるAVERAGE関数は、誰もがよく利用する定番関数の1つだといえるだろう。ただこのおなじみの関数にはちょっとしたクセがある。

空白セルを除外して計算

 どんなクセなのか、下図を基に解説しよう。こちらは試験の点数を示した表で、C10に平均値を算出したい。C10を選んだ後、「ホーム」タブの「オートサム」ボタンにある「平均」を選ぶか、直接関数を入力するかして、「=AVERAGE(C2:C9)」として[Enter]キーを押す。結果、「405.5」が平均値として返った。

試験の平均点を出したい。C10は「=AVERAGE(C2:C9)」とした。平均値として「405.5」が返った
試験の平均点を出したい。C10は「=AVERAGE(C2:C9)」とした。平均値として「405.5」が返った
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 注目したいのは「落合和夫」さんの点数であるC3、それに「東文雄」さんのC8だ。これらは空白セルになっている。平均値の算出は「総合計÷個数」になる。AVERAGE関数では、セルが空白だとそのセルを個数にカウントしない。そのため、「C2:C9」と8セルを選んでいるものの、うち2セルが空白のため、除数にあたる個数は「6」になる。つまりここで算出した平均は、あくまでも空白セルを除いた場合の値になる。

 一方、受験しなかった人も含めて平均を算出する場合、空白セルに「0」を入力する。すると「0」と入力した2つのセルも個数にカウントされる。そのため平均値は大きく下がって「304.125」点となった。

空白セルに「0」と入力した。「0」は数値であり個数にカウントされるから平均値は大きく下がった
空白セルに「0」と入力した。「0」は数値であり個数にカウントされるから平均値は大きく下がった
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