Excelで基本中の基本となる所作は、やはりデータ入力だろう。今回はこのごく当たり前の操作について、下図の表を用いて考えてみたい。意外に無駄なことをしていたと気づく人もいるはずだ。
部分編集は「数式」バーで
最も基本となる入力方法は、セルをクリックしたあと、キーボードを打ってデータを入力するやり方だ。いまさら文字にするのがはばかれるほど基本的な所作である。
C4に「3445」と入力を決定した後、誤入力に気が付いた。正しくは「3345」である。さて、どうやって修正すべきか。
一般的なのは、再度C4を選択して、正しい値である「3345」を入力する方法だろう。セルを選択した後データを入力すると、前に入力してあったデータは無効になって、新しいデータが上書きになる。
4桁程度ならば再入力してもあまり問題ないかもしれない。しかし、桁数が多いと明らかに面倒だし、また打ち間違えることも考えられる。代替となる2つの方法を紹介したい。まず、「数式」バーを利用する方法だ。
C4を選択したあと、「数式」バーを見ると「3445」と入力されている。この「数式」バーの「4」と「4」の間にカーソルを置いて[Delete]キーを押し、前の「4」を削除する。その後「3」と入力すれば、誤入力した「4」の箇所だけ、正しい値に書き換えられる。
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