EOMONTH関数を利用すると、特定の日付を基準に、その翌月末の日付を容易に計算できる。支払い管理にぴったりな便利な関数だ。今回はこの関数を用いて、翌々月の10日をどのようにして特定するのかを考えてみたい。

関連記事 Excelで支払い管理、翌月末の日付を特定する関数でバッチリ時短
EOMONTH関数 日付/時刻関数

=EOMONTH(開始日、月)

 開始日から起算して、指定した月だけ前あるいは後の月の最終日に対応するシリアル値を計算する。

①開始日 計算の起算日となる日付のシリアル値を指定する。
②月 開始日から起算した月数を指定する。

前月の月末に10を足す

 下図は請求日を基準に翌月末の日付をEOMONTH関数で計算したものだ。C2は「= EOMONTH(A2,1)」となっている。引数「開始日」のA2は「2021/9/15」で、引数「月」は「1」になっている。よって、9月の翌月末だから、C2には「2021/10/31」が返っている。このようにEOMONTH関数を使うと月末の日付を簡単に特定できる。

請求日の翌月末の日付を特定した
請求日の翌月末の日付を特定した
[画像のクリックで拡大表示]

 実はこの数式を少しだけ編集するだけで、請求日の翌々月の10日など、お茶の子さいさいで算出できる。C2を選択したら「= EOMONTH(A2,1)」の末尾に「+10」と書き加えて数式を「= EOMONTH(A2,1)+10」とする。[Enter]キーを押すと、「2021/11/10」が返った。これは「請求日」にあたる「2021/9/15」の翌々月の10日になっている。あとはこのC2をC6までオートフィルすればよい。

請求日の翌々月の10日を算出した。翌月末の日付に10を加えれば、翌々月の10日を特定できる
請求日の翌々月の10日を算出した。翌月末の日付に10を加えれば、翌々月の10日を特定できる
[画像のクリックで拡大表示]

 「= EOMONTH(A2,1)」では翌月末の日付が返る。翌々月の10日は、この翌月末の日付に10日を足した日付に他ならない。よって、「= EOMONTH(A2,1)+10」とすれば、翌々月の10日の日付が返るというわけだ。

この先は日経クロステック Active会員の登録が必要です

日経クロステック Activeは、IT/製造/建設各分野にかかわる企業向け製品・サービスについて、選択や導入を支援する情報サイトです。製品・サービス情報、導入事例などのコンテンツを多数掲載しています。初めてご覧になる際には、会員登録(無料)をお願いいたします。