Excelで図形を作成する際に困ることがいろいろとある。図形内に入力したテキストの扱いもその1つではないか。そこで下図を見てもらいたい。「これって、あるある」とうなずく人も多いのではないか。

Excelで作成した図形。一見、普通の図に見える。しかし、よくよく見ると、「あれー!?」という箇所がある
Excelで作成した図形。一見、普通の図に見える。しかし、よくよく見ると、「あれー!?」という箇所がある
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不本意な場所で勝手に改行

 注目してもらいたいのは左側の図形内のテキストだ。こちらは以下の要領で作成した。まず、「挿入」タブの「図形」ボタンから「円/楕円」を選び、正円を描く([Shift]キーを押しながらドラッグすると正円を描ける)。さらに正円を選択している状態で「1950年」と入力して改行し、さらに続けて「新しい社会と新しい経営」と入力した。

 問題は「会」と「と」の間、そして「経」と「営」の間で勝手に改行されている点だ。特に末尾の「営」は1文字だけ泣き別れという、たいへん間の抜けた状態になっている。本来ならば「新しい社会と」と「新しい経営」のように2行で表示したいところだ。

 そもそも、Office系の図形にダイレクトにテキストを入力すると、図形のサイズよりもテキスト入力エリアが狭くなる。そのため、図形内にきちんと収まりそうな文字数でも、妙なレイアウトになってしまうことがままある。対策としては、次のようにフォントサイズを小さくする手がある。

「新しい社会と新しい経営」を選択して、テキストサイズを小さくした。元のサイズは18ポイントだ。16ポイントにしても収まらなかったので、14ポイントにした。右側の図のテキストと比較するとかなり小さい
「新しい社会と新しい経営」を選択して、テキストサイズを小さくした。元のサイズは18ポイントだ。16ポイントにしても収まらなかったので、14ポイントにした。右側の図のテキストと比較するとかなり小さい
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 ただ、他のテキストとの兼ね合いで、サイズを変更したくないことがよくある。上図では、元のフォントサイズは18ポイント、対して小さくしたフォントサイズは14ポイントになった。右側の図形のテキストと比べると、明らかに小さくてアンバランスだ。そこでテキストボックスを活用した次の手を用いたい。

左側の図形を選び、全テキストを選択して、カット(切り取り)を行う。次に「挿入」タブから「テキスト」ボタンを選び、「テキストボックス」をクリックする
左側の図形を選び、全テキストを選択して、カット(切り取り)を行う。次に「挿入」タブから「テキスト」ボタンを選び、「テキストボックス」をクリックする
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シートの適当な場所をクリックしてテキストボックスを作成し、カットした「1950年 新しい社会と新しい経営」をペーストする
シートの適当な場所をクリックしてテキストボックスを作成し、カットした「1950年 新しい社会と新しい経営」をペーストする
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文字サイズは当初と同様の18ポイントに設定し、「と」と「新」の間にカーソルを置いて改行する。全テキストを選択し、さらに「ホーム」タブの「中央揃え」で文字を中央にそろえる
文字サイズは当初と同様の18ポイントに設定し、「と」と「新」の間にカーソルを置いて改行する。全テキストを選択し、さらに「ホーム」タブの「中央揃え」で文字を中央にそろえる
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