働き方改革への取り組みが進む中で、仕事の効率アップは今まで以上に求められている。Excelでテキパキと作業をこなす秘訣は、頻繁に使用する基本操作をいかに効率的に実行するかにある。頻繁に利用するExcelの機能を取り上げて、操作をより効率化するテクニックや意外な裏技を紹介する。

Excelで時短
目次
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ExcelとWordの連携、データはExcel側でササッと並び替える
Wordで作った一覧を並べ替えたい場合、Excelにいったんコピーアンドペースト(コピペ)してから作業すると段取りが良くなる。少ない項目数ならばいざ知らず、時短を目指すのならば、やはりExcelを使ってササッと作業するに越したことはない。
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Excelで四半期計算、日付から「第○四半期」を特定する
企業会計では1年を第1~第4四半期の4期に分割する。世界標準の会計年度では、第1四半期が1~3月、第2四半期が4~6月、第3四半期が7~9月、第4四半期が10~12月になる。今回は特定の日付がどの四半期に含まれるのかを計算したい。
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Excelで進捗確認、目標達成度と連動する「積み上げ縦棒グラフ」でビジュアル化
販促キャンペーンなどでは売り上げ目標や動員目標を立てる。キャンペーン期間中、目標がどの程度達成されているのか、逐次確認したいものだ。Excelのグラフ機能を使って目標達成度をビジュアル化してみよう。目標達成度の値が変わると、グラフも自動的に変化するやつだ。
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Excelで小数点以下「切り捨て」の扱い、関数によって微妙に振る舞いが違う
小数点以下を削除できる関数にINT関数がある。他にもTRUNC関数それにROUNDDOWN関数がある。今回はこれらの関数の微妙な違いについて考えてみたい。
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Excelで支払日計算、翌々月の10日はどうやって特定する?
EOMONTH関数を利用すると、特定の日付を基準に、その翌月末の日付を容易に計算できる。支払い管理にぴったりな便利な関数だ。この関数を用いて、翌々月の10日をどのようにして特定するのかを考えてみたい。
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Excelで支払い管理、翌月末の日付を特定する関数でバッチリ時短
請求書への支払いは会社によってルールがある。例えば月末締め、翌月末払いを基本にしている場合、それぞれの支払日をどのように算出すればよいか。手作業でもできるが、それでは時短道に反する。一発で算出してくれる便利なExcel関数があるのだ。
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Excelで分割払い、割り切れない分を初回支払額へスマートに繰り入れる
今回は借金返済の話である。利息込みで55万円を借り入れし、36カ月間毎月均等払いで返済した場合について考えてみよう。ExcelのINT関数とMOD関数で計算してみる。
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ExcelでTEXT関数を有効活用、日付と文字列をそのまま結合できる
セルに入力した値を結合する場合、「&(アンパサンド)」を利用する。文字列と日付の値を「&」で結合すると、日付部分は日付の表示形式ではなくシリアル値になってしまう。これをどうするか。
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Excelでドロップダウンリスト、合計を算出するSUMIF関数との組み合わせで効果抜群
SUMIF関数は、条件に一致する値の合計を計算してくれる便利な関数だ。例えば、複数の販売員がいる店舗で、販売員ごとの販売額合計を算出する際などに活用できる。一緒にドロップダウンリストを作って活用しよう。
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Excelで残念なグラフ、凡例と軸にちょっとした配慮で「いいね!」に変わる
Excelのグラフには必要不可欠な要素がある。これがなければグラフとして機能しないというもので、代表的なのが凡例と、軸の単位の表示だ。
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Excelで再びCOUNTIFS関数、名簿で「30歳以上」または「男」の人数を求める
COUNTIFS関数で設定する複数条件は「AND(かつ)」になっている点に注意しよう。名簿から「30歳以上」または「男」などといった条件で探す場合は、さてどうするか。
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Excelで人数計算、名簿に20歳未満は何人いるか瞬時に把握
COUNTIF関数の引数は「範囲」と「検索条件」の2種類からなる。今回注目したいのは後者の「検索条件」についてだ。
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文字の小さいExcelグラフ、ちゃっちゃと見やすくするキー操作
Excelで作成したグラフは、初期設定のままだと文字が小さく感じたりはしないだろうか。キーボードのショートカットで、文字のサイズをちゃっちゃと見やすくする技を紹介したい。
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Excelで時刻表、日にちがまたがる旅程の所要時間を計算する
Excelに「10:00」などと入力すると、時刻の値として扱える。もちろんこれは計算にも利用できる。例えば出発時間と到着時間があって、ここから所要時間を計算したければ、到着時間から出発時間を引けばよい。だがエラーが出てしまう場合がある。
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Excelの定番「AVERAGE関数」、平均値計算のクセをよく理解して使う
平均値を求めるAVERAGE関数は、誰もがよく利用する定番関数の1つだといえるだろう。ただこのおなじみの関数にはちょっとしたクセがある。
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Excelグラフで軸のマジック、その数値の表現は誤解をまねく
グラフは見せ方によって、人を惑わせることがある。同じ傾向で推移しているように見える棒グラフも、縦軸の値をよく見ると数値が違うことがよくある。これはまさに「軸のマジック」ではないか。
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Excelで江戸時代の単位に遊ぶ、十進数ではない「里町」計算にチャレンジ
江戸時代や明治時代に使われていた距離の単位である「里」や「町」の計算をする機会があった。活用したのはもちろんExcelである。例えば中山道の中津川宿から須原宿までの総合計距離は何里何町になるだろうか?
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Excelで早見表、VLOOKUP関数とMATCH関数のコンボでひるむ必要なし
レストランのコースは数種類の中から選べるようになっているのが一般的だ。Excelで作った料金早見表を基に、VLOOKUP関数とMATCH関数を使って自動で数値を抜き出してみよう。引数が多いためひるんでしまいそうだが、順に理解すれば恐れるに足らず。
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Excelのピボットテーブルは集計作業に威力、ようやくその便利さが分かった
Excelにはピボットテーブルという、非常に便利な機能がある。ところが残念なことに、あまり使われていないのが実情のようだ。今回はとってもカンタンな事例でピボットテーブルの操作を説明するので、その便利さを実感してもらえると思う。
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Excelでケータイ番号、ハイフンを省略して時短入力する
携帯電話の番号は「090-1234-5678」のように先頭に「0」がくる。この携帯電話の番号をハイフンなしでそのままExcelに入力すると、頭の「0」が消えて「9012345678」になってしまう。連絡先リストなどを作成するときに不便だ。なんとか避けられないか。