業務システムの開発、運用にコンテナ技術を取り入れる企業が日本でも増えてきた。DX(デジタルトランスフォーメーション)の推進に当たり、アプリを素早く確実にリリースできるコンテナのメリットが評価されている。コンテナオーケストレーションツール「Kuberenetes」の普及も追い風だ。ユーザー企業やベンダーへの取材からコンテナ活用の最前線を探る。
「コンテナ」活用最前線
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コンテナ導入から4年、管理ツールを乗り継いだぐるなびが見た課題とは
日本企業の「コンテナ」技術活用が進んできた。開発とデプロイのスピードを上げたいというニーズが高まってきたからだ。一方で、「コンテナの導入でスピードアップできるのか」「コンテナ運用は難しくないのか」など課題を感じ、コンテナ導入に二の足を踏む企業は少なくない。ぐるなびの事例で課題を検証していこう。
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コンテナ技術の適用拡大を競う大手ベンダー、「台風の目」はあの会社だ
日本でも企業の利用が増えてきた「コンテナ」。ある程度の規模を運用するには「Kubernetes(クーバネティス)」に代表されるコンテナオーケストレーションツールが欠かせない。ベンダー各社がKubernetes利用のハードルを下げる製品やサービスの充実を図ってきた。
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「コンテナ」利用企業が日本で急増、普及を強力に後押しするあのサービス
「コンテナ」技術を業務システムの開発、運用に取り入れる企業が増えている。「Docker(ドッカー)」に代表されるコンテナは仮想化技術により「アプリとその実行環境を丸ごとパッケージングできる」特徴を持つ。アプリを高速に開発、改善したいというDX案件を中心に、そのポータビリティーの高さが評価されてきた…