本連載では、ITR(アイ・ティ・アール)が実施した「IT投資動向調査」を担当アナリストが読み解き、国内企業のIT投資の現状や重視するIT戦略、投資拡大が見込まれる有望な製品・サービスの動向を解説している。

 第7回となる今回も、第6回に続き2019年の投資動向調査の結果と、2020年の新型コロナウイルス感染拡大後に実施した調査結果を比べ、個別のIT製品/サービス分野の投資動向がどのように変化しているかを分析する。今回は、「インフラ/デバイス」と「業務系システム」分野の動向に焦点を当てる。

(出所:123RF)

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 ITRのIT投資動向調査では、IT製品・サービスを110個に分類し、それを「インフラ/デバイス」「ミドルウェア」「業務系システム」「情報系システム」「セキュリティ」の5分野に整理している。このIT製品・サービスごとに、導入済みの企業には「投資額の増減」を、未導入の企業には「新規導入の可能性」をそれぞれ聞いている。

 図1は、インフラ/デバイス分野の製品・サービスへの投資意欲について、2019年8~9月に実施した「IT投資動向調査」(左)と、新型コロナウイルスの感染拡大による緊急事態宣言期間中の2020年4月に実施した調査(右)の結果を対比させたものである。

図1●インフラ/デバイス分野における投資意欲の変化
出典:ITR「IT投資動向調査2020」/「コロナ禍の企業IT動向に関する影響調査」
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