レジストリとレジストラ
ドメイン名の管理や運用に関わる組織

 「レジストリ」と「レジストラ」は、example.comやnikkeibp.co.jpといったドメイン名の管理や運用に関わる組織である。ドメイン名とは、組織や企業がWebサイトを開設したり、Webサービスを提供したりするときに使う名前。ユニーク(一意)である必要があるので、レジストリやレジストラが管理している。

[画像のクリックで拡大表示]

 レジストリは、「jp」や「com」といったトップレベルドメイン(TLD)全体を管理する事業者で、TLDごとに決まっている。TLDとは、ドメイン名の最後のピリオド以降にある文字列である。「jp」で終わるドメイン名(JPドメイン)を管理するレジストリは日本レジストリサービス(JPRS)、「com」で終わるドメイン名(COMドメイン)のレジストリは米ベリサインである。

 一方のレジストラは、ドメイン名の登録手続きを行う事業者である。レジストラと契約して、登録者の窓口になるのはリセラー、もしくはその代理店である。レジストラが直接登録者の窓口になる場合もある。なお、JPドメインを管理するJPRSはCOMドメインのレジストラでもある。

 レジストリはドメイン名に関する登録情報のデータベースを管理している。登録情報はWHOISと呼ばれるサービスを使えば誰でも参照できる。登録情報にはドメイン名を登録した組織や管理担当者の連絡先などが含まれる。

 ただし、2018年5月に欧州連合(EU)で施行された個人情報を保護するための法律「GDPR」によって、レジストリの一部はドメイン登録者の情報を収集あるいは公開しなくなった。このためJPドメイン以外のTLDでは、レジストリのデータベースからWHOIS情報を閲覧しても情報が空になっていたり、マスキングされていたりすることがある。

この先は日経クロステック Active会員の登録が必要です

日経クロステック Activeは、IT/製造/建設各分野にかかわる企業向け製品・サービスについて、選択や導入を支援する情報サイトです。製品・サービス情報、導入事例などのコンテンツを多数掲載しています。初めてご覧になる際には、会員登録(無料)をお願いいたします。