2020年5月、Windows 10の大型アップデート「Windows 10 May 2020 Update」の配信が始まった。本特集では主要な新機能や変更点を解説する。

 マウスとテキストのカーソルも、Windows 10 May 2020 Updateにおける改良点の1つである。カーソルはWindowsを利用するたびに目にするものであり、恩恵を受けるユーザーは多いはずだ。変更点を見ていこう。

注:本記事はプレビュー版であるWindows 10 2004 Build 19041.207を基に執筆しており、通常のWindows Updateでリリースされる版とは異なる可能性がある。

 まずマウスカーソルの移動速度を変更しやすくなった。[設定]-[デバイス]-[マウス]-[カーソル速度]でマウスカーソルの移動速度を変えられる。移動速度を上げると、マウスの少ない移動でカーソルを大幅に動かせる。例えば、高解像度モニターの利用時にカーソルの移動速度をやや速くして移動範囲を大きくすると作業しやすくなる。

[設定]でマウスカーソルの速度を変更できる
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 これまでもマウスカーソルの移動速度は変更できたが、操作が煩雑だった。[設定]-[デバイス]-[マウス]-[その他のマウスオプション]から[マウスのプロパティ]を起動。さらに[ポインターオプション]-[ポインターの速度を選択する]で速度を変更する必要があった。

 マウスカーソルの移動速度はWindows 10 May 2020 Update以前からコントロールパネルでも変更可能だ。だがコントロールパネルの起動が必要になるなど、設定にたどり着くまでに手間がかかる。

コントロールパネルの[デバイスとプリンター]にある[マウス]を選択して、[ポインターオプション]のタブを選んでマウスカーソルの速度を変更することも可能だ。この方法はWindows 10 May 2020 Updateでも有効である
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カーソルを見つけやすくなった

 高解像度モニターで作業している際にマウスカーソルを見つけにくくて困ったことはないだろうか。この課題の解決策として、Windows 10 May 2019 Updateではマウスカーソルの大きさを15段階で変更できるようになった。

 実は、同じ問題はテキストカーソルでも起こり得る。テキスト編集時にテキストカーソルがテキストに紛れ込んでしまうことがある。この解決手段としてWindows 10 May 2020 Updateでは新機能「テキストカーソルインジケーター」が追加された。

 テキストカーソルインジケーターを有効にすると、テキストカーソルの大きさや色を簡単に変更できる。これにより、テキストカーソルが装飾されて見つけやすくなる。同機能の無効時と有効時の画面例を以下に示した。テキストカーソルの目立ち具合に明確な差があると分かる。軽微な機能追加ではあるが、資料作成やプレゼンテーションの手助けとなるのは間違いない。

テキストカーソルインジケーター無効時のテキストカーソルの表示
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テキストカーソルインジケーター有効時のテキストカーソルの表示
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 テキストカーソルインジケーターを有効にするには[設定]-[簡単操作]-[テキストカーソル]-[テキストカーソルインジケーターを有効にする]をオンにする。

テキストカーソルインジケーターの設定画面
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