2020年から国内サービスが始まった5G(第5世代移動通信システム)は、最新のモバイル通信技術として、いずれ企業のDX(Digital Transformation)の一助になりうると期待されている。

 5Gの技術特性は「高速・大容量」「低遅延」「同時多数接続」だ。前回の記事では、この3つの中で最も早期に本格的な実用化が見込める「高速・大容量」という特性に注目し、5Gの活用を検討するポイントを紹介した。

 特に「高画質な映像をAI(人工知能)で解析し、企業のビジネスに生かす」という観点が有効と考え、以下の3項目をポイントに5Gの使いどころを検討していった。

  • 目視より広域に、多数の被写体の情報を同時処理する
  • 動く被写体の情報を正確に把握する
  • 視点の移動が容易である
⾼画質動画、AIによる解析と組み合わせた5Gの使いどころ
(再掲。図は筆者が作成)
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 今回は実際に5Gの導入を検討した企業の例を踏まえ、5Gの有効な活用シーンをもう少し具体的に見ていこう。以下の4種類の活用シーンについて、現実に企業が5Gを検証した事例を交えつつ紹介する。いずれも5Gと高画質の動画を利用したケースである。

  • 〔1〕スマートファクトリー
  • 〔2〕スマート物流
  • 〔3〕ライブコマース
  • 〔4〕営業現場

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