「ルーティング」はIPパケットを転送する経路を適切に選ぶ技術だ。ネットワークの運用や障害時のトラブルシューティングには、ルーティングの正しい理解が欠かせない。企業ネットワークやインターネットでルーティングがどのように動作しているのかをキホンから詳しく学ぼう。
ゼロから学ぶルーティング
出典:日経NETWORK、2020年7月号pp.22-35
(記事は執筆時の情報に基づいており、現在では異なる場合があります)
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目次
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インターネットを支える「BGP」、他のルーティングプロトコルにない特徴とは
インターネットは複数のISPのネットワークが相互に接続されて成り立つ、いわばネットワークの集合体だ。今回はIPパケットがインターネットを流れる際に使うルーティングプロトコル「BGP」を解説する。
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大規模ネットワークに向くルーティングプロトコル「OSPF」、RIPより採用が進むワケ
インターネットを経由して遠隔地にいる相手とやりとりできるのは「ルーティング」という仕組みがあるためだ。動的に経路を決めるダイナミックルーティングでは主にOSPFというプロトコルが使われている。その巧みな仕組みを理解しよう。
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最適な経路を自動で決める、ルーティングプロトコルの仕組みをひもとく
インターネットを経由して遠隔地にいる相手とやりとりできるのは「ルーティング」という仕組みがあるためだ。動的に経路を決めるダイナミックルーティングでは「ルーティングプロトコル」を使って最適な経路を決定する。代表的なプロトコルである「RIP」を題材にその仕組みをひもとこう。
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なぜIPアドレスだけで通信できるのか、ルーティングのキホンを徹底図解
インターネットを経由して遠隔地にいる相手とやりとりできるのは「ルーティング」という仕組みがあるためだ。本特集では豊富な図表を使って、ルーティングをキホンから解説する。第1回はIPアドレスとルーティングテーブルについて説明しよう。