PCは様々なインターフェースを搭載しており、ここを介してデータの読み書きや映像・音声の入出力、通信などをしている。自分のPCに備わっているインターフェースが対応する規格や性能を正しく理解することが、PCを使いこなす鍵となる。最新のPCが搭載するインターフェースを解説する。
最新PCインターフェース徹底理解
出典:日経クロステック、2020年9月7日
(記事は執筆時の情報に基づいており、現在では異なる場合があります)
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目次
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無線LANの高速化が着々と進行、ノートPCのネットワークインターフェース
今回は、ノートPCのネットワークインターフェースについて見ていこう。無線LANは、従来の「Wi-Fi 5」よりも高速な「Wi-Fi 6」に対応するモデルが増えてきている。有線LANは「ギガビットイーサネット」対応モデルが主流だが、その2.5倍超の通信帯域をサポートする「マルチギガビットイーサネット…
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M.2とNVMeでSSDが小型・高速化、ノートPCのストレージインターフェース
PCには、OS(Windows 10)やアプリ、自分で作成したファイルを保存するためのストレージを接続する必要がある。このストレージが高速であればあるほど、Windows 10やアプリの起動が高速になり、ファイルを素早く保存できるようになる。
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機種ごとの違いを確認、マルチディスプレーの鍵を握る映像出力端子
PCから出力した映像信号を別の映像機器に出力するための端子が「映像出力端子」である。今回はノートPCに搭載されることが多い映像出力端子について説明していく。
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変わりゆくノートPCの充電ポート、USB PDの普及で高まる利便性
「ノートPCには、内蔵バッテリーを充電するための専用充電ポートがある」という常識が変わりつつある。前回紹介したUSB Type-Cポートを利用して内蔵バッテリーを充電できる「USB PD」(USB Power Delivery)対応モデルが、モバイルノートPCを中心に増えているのだ。
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多くの周辺機器をつなぐUSB、Type-Cで活躍の場が広がる
今やほとんどの周辺機器はUSBポートを通じて接続されるようになっており、USBポートの数を「ノートPCの拡張性」と評価することも多い。また最近は、従来とは異なる「Type-C」という形状のUSBポートも搭載されるようになってきた。