2020年10月、Windows 10の大型アップデート「Windows 10 October 2020 Update」の配信が始まった。本特集では主要な機能強化や新機能を解説していく。
注:本記事はプレビュー版であるWindows 10 Build 19042.572およびEdge 86.0.622.38を基に執筆しており、通常のWindows Updateでリリースされる版とは異なる可能性がある。

 Windows 10 October 2020 Update(以降、October 2020 Update)における大きな変更点の1つは、Chromiumベースの新しいMicrosoft Edge(以降、新Edge)の標準搭載である。October 2020 Updateに更新すると、Microsoft Edgeレガシー版(以降、旧Edge)が新Edgeに置き換わる。October 2020 Updateは、標準ブラウザーとして新Edgeを搭載した最初のバージョンとなる。

旧Edgeはあと半年でサポート終了

 新Edge自体は2020年1月にリリース済みで、2020年6月からは対象範囲を順次拡張し、Windows Updateで自動配信されているため、新Edgeに更新済みのユーザーは多いと思われる。

 一方、企業においては米Microsoft(マイクロソフト)が提供する「WSUS(Windows Server Update Services)」「WUfB(Windows Update for Business)」「Blocker Toolkit」といったツールを使って、新Edgeへの更新を抑止しているケースもある。

 今回の更新からWindows 10に新Edgeが標準搭載されるため、これまで新Edgeへの更新を抑止してきたユーザーも、October 2020 Updateへ更新するとブラウザーは新Edgeに変わる。

旧Edgeを搭載した状態でWindows 10 October 2020 Updateへ更新後、Microsoft Edgeの初回起動時に新Edgeへ更新されたことが通知される
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 旧Edgeは2021年3月9日にサポートが終了となる。旧Edgeを標準搭載した最後のWindows 10 May 2020 Update(以降、May 2020 Update)のサポート終了は、2021年12月14日である。つまりOSのサポート終了前に、旧Edgeのサポートが終了を迎えてしまう。

 May 2020 Updateのままにしておけば、当面は旧Edgeを使い続けられる。ただ、その期間は半年と認識しておこう。新Edgeへの更新を抑止してきたユーザーは、旧Edgeのサポート終了前にOctober 2020 Updateへ更新することで、新Edgeへ移行するのがよいタイミングと考える。

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