ネットワーク監視では、機器の状態を監視する状態監視が欠かせない。どのような仕組みで実行するのかを見ていこう。

 状態監視はエージェントとエージェントレスの2種類に分類される。エージェントとは、ネットワーク監視ツールやサービスが用意する専用のソフトを使う監視方法。ソフト自体もエージェントと呼ぶ。監視対象にエージェントをインストールする必要がある。

 一方、エージェントレスはエージェントを使わない監視方法。SNMPというプロトコルに対応した機器であれば、エージェントをインストールしなくても監視できる。大抵の企業向けネットワーク機器は標準でSNMPに対応している。

 SNMP対応機器では、各機器にSNMPエージェントと呼ぶソフトが稼働している。ネットワーク監視ツールが備えるSNMPマネジャーがSNMPエージェントに対して機器の設定内容や状態を知らせるよう要求し、SNMPエージェントがそれに応答する。

SNMPを使った状態監視
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 SNMPでは機器の故障といった異常事態を通知する「トラップ通知」という仕組みを用意している。トラップ通知では対象の機器があらかじめ設定した状態になると、SNMPエージェントが自発的にSNMPマネジャーに通知を送信する。

エージェント側から緊急事態を伝えるトラップ通知
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