DX分野で活躍するCIO(最高情報責任者)、CDO(最高デジタル責任者)などのデジタル変革リーダーやIT企業のキーパーソンを「賢者」として招き、仕事の成功・失敗について、MCの戸川尚樹(日経BP 総合研究所 イノベーションICTラボ所長)との対談によって振り返るトークショー。賢者の流儀を知ることは、DXで成果を上げるためのヒントとなるだろう。
中古ブランド品流通大手であるコメ兵で、EC事業の立ち上げやデジタルマーケティングの強化などを牽引。リアル店舗とECサイトの連携・融合による相互集客によって、収益拡大に貢献したのが藤原義昭氏である。同氏は20年以上勤めていたコメ兵を離れ、ユナイテッドアローズに2021年4月に電撃移籍。同社として初代CDO(最高デジタル責任者)に就任した。
藤原 義昭(ふじはら よしあき)氏
ユナイテッドアローズ 執行役員CDO DX推進センター 担当本部長 兼 同 デジタルマーケティング部 部長
ユナイテッドアローズ 執行役員CDO DX推進センター 担当本部長 兼 同 デジタルマーケティング部 部長

デジタルマーケティング分野の第一人者であり、日経BP 総合研究所 イノベーションICTラボが運営する会員組織「ITイノベーターズ」のエグゼクティブメンバー(幹事会員)を務めている同氏を招き、これまでのキャリアや仕事のモットー、今後について語ってもらった。

対談の様子。動画は次ページでご覧いただけます
(撮影:村田 和聡)
- Chapter1:デジタルマーケティング分野のインフルエンサー
- Chapter2:コメ兵からユナイテッドアローズに電撃移籍
- Chapter3:どの会社で働くかよりも、会社で何をするかが大切
- Chapter4:「人と違うことをやろう」と思っていた
- Chapter5:仕事ではプロセスを重視する
- Chapter6:仕事の原動力、キーワードは「貢献」
- Chapter7:ネット通販、誰かやらない?
- Chapter8:「PCが得意です」とはったり
- Chapter9:急いでPCを購入
- Chapter10:大学時代、理想と現実で板挟み
- Chapter11:当時のメインストリームではない経歴に興味
- Chapter12:失敗しても、まあ何とかなるさ
- Chapter13:EC立ち上げ当時を振り返る
- Chapter14:5年間の試行錯誤、社内が変わった瞬間
- Chapter15:続けていれば、失敗はない
- Chapter16:社内で頼られるケースが増えた
- Chapter17:成功事例を横展開、好循環へ
- Chapter18:デジタルマーケに本腰、責任と権限がより明確に
- Chapter19:プロとして新たな施策を自ら考えて提案
- Chapter20:閉じこもっているか、外に出るか
- Chapter21:課題解決のヒントは外にある
- Chapter22:自分の思っていることを社外の人に話す
- Chapter23:人脈を作ることは目的ではない
- Chapter24:相手のリクエストには全力で応える
- Chapter25:結果をしっかりと受け止め、もがき続ける
- Chapter26:できるだけ多く打席に立つ
- Chapter27:課題に応じて新旧テクノロジーを使い分ける
- Chapter28:中途採用で重視していること
- Chapter29:あなたはチームに貢献できますか?
- Chapter30:1時間くらい話せば相手のことは分かる
- Chapter31:部下とは頻繁に1対1ミーティング
- Chapter32:UAで手掛けたいこと、変革への意気込み
- Chapter33:バリューチェーンのデジタル化
- Chapter34:「当たり前」をきちんと伝えることの大切さ
- Chapter35:「良いものです」と訴えることは格好悪い!?
- Chapter36:外に出る、恥をかく、学ぶ