DX分野で活躍するCIO(最高情報責任者)、CDO(最高デジタル責任者)などのデジタル変革リーダーやIT企業のキーパーソンを「賢者」として招き、仕事の成功・失敗について、MCの戸川尚樹(日経BP 総合研究所 イノベーションICTラボ所長)との対談によって振り返るトークショー。賢者の流儀を知ることは、DXで成果を上げるためのヒントとなるだろう。

 経済産業省による「攻めのIT経営銘柄」に2015~2019年まで5年連続で選定され、2020年~2021年まで2年連続で「デジタルトランスフォーメーション(DX)銘柄」に選ばれたJFEホールディングス。なかでも主力となる鉄鋼事業を手掛けるJFEスチールは、IT活用先進企業の1社として知られる。同社のデジタル変革をけん引するのが、IT担当役員である新田哲常務執行役員だ。

新田 哲(にった あきら)氏
JFEスチール 常務執行役員 IT改革推進部・製鉄所業務プロセス改革班担当
新田 哲(にった あきら)氏 1963年生まれ。1986年4月、日本鋼管(NKK)に入社し、情報システム部門に配属される。システム部門畑を長年歩む。1996年からの約3年間はシステム部門を離れて、薄板営業部門に異動し、現場で営業業務に従事した。その後、システム部門に戻る。2002年に川崎製鉄と日本鋼管が経営統合した後、JFEスチールでシステム統合プロジェクトを推進。2014年4月にIT改革推進部長に就任。2018年4月より現職。

 これまで難易度の高いプロジェクトを経験してきた新田氏。「修羅場から逃げない」ことや「小さな仕事でも手を抜かずきっちりやる」ことが自身の成長につながった、と振り返る。最新技術・製品との付き合い方や、中堅・若手IT部員の育成方法などについても、新田流を貫く。

 日経BP 総合研究所 イノベーションICTラボが運営する会員組織「ITイノベーターズ」のエグゼクティブメンバー(幹事会員)を務めている新田氏の仕事の流儀とは。幼少時代やこれまでの経歴を振り返りながら、語ってもらった。

対談の様子。動画は次ページでご覧いただけます
対談の様子。動画は次ページでご覧いただけます
(撮影:村田 和聡)
  • Chapter1:学生時代に得度、夏休みと冬休みを寺で生活
  • Chapter2:荏原・小和瀬CIOは、大学時代からの親友でありライバル
  • Chapter3:営業希望だったがシステム部門に配属される
  • Chapter4:2年目に任された基幹系システムの開発はしびれた
  • Chapter5:現場の抵抗で苦労した業務変革、粘り強い対話で完遂
  • Chapter6:営業部門に異動、担当役員の「全然分かってないな」で奮起
  • Chapter7:自身の提案で新規受注を獲得、味わったことのない達成感
  • Chapter8:システム統合の要件固め、「良いところ取り」で乗り切る
  • Chapter9:システム開発とはコミュニケーションである
  • Chapter10:新しい技術・製品の本質を学ぶため、ITベンダーの話を積極的に聞く

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