DX分野で活躍するCIO(最高情報責任者)、CDO(最高デジタル責任者)などのデジタル変革リーダーやIT企業のキーパーソンを「賢者」として招き、仕事の成功・失敗について、MCの戸川尚樹(日経BP 総合研究所 イノベーションICTラボ所長)との対談によって振り返るトークショー。賢者の流儀を知ることは、DXで成果を上げるためのヒントとなるだろう。
和食・すし店を展開するがんこフードサービスで、ロボットやデータの活用で顧客サービス変革プロジェクトを牽引している新村猛副社長。おもてなし×サービス工学による懐石料理サービスで「日本サービス大賞 経済産業大臣賞」を2020年に受賞するなど、サービス業界の変革者として知られる。
新村 猛(しんむら たけし)氏
がんこフードサービス 取締役副社長
がんこフードサービス 取締役副社長

経営者であり科学者でもある。サービスサイエンス分野の第一人者として、立命館大学や近畿大学の客員教授としての顔を持つ。日経BP 総合研究所 イノベーションICTラボが運営する会員組織「ITイノベーターズ」のエグゼクティブメンバー(幹事会員)を務めている同氏が、経営者兼科学者となった経緯や理由、仕事のモットーについて語る。

対談の様子。動画は次ページでご覧いただけます
(撮影:村田 和聡)
- Chapter1:サービス工学分野で論文を多数執筆
- Chapter2:実務を身に付けてから大学に戻るつもりだった
- Chapter3:入社直後に悲劇、上場の話がなくなる
- Chapter4:人事制度を作っても人は変わらない
- Chapter5:課題解決策を自ら考え、社内に提案営業
- Chapter6:明確な目標を持たない
- Chapter7:産総研との出会い、サービス工学に本腰
- Chapter8:「興味を持つ努力」が大切
- Chapter9:使命はサービス産業の生産性を高めること
- Chapter10:異なる分野で活躍している人に会う