米Microsoft(マイクロソフト)のMicrosoft Teamsでよく使う主要機能といえば、テキストチャットとビデオ会議だろう。だが、Teamsはユーザー間の通話機能も備えている。有料サービスを使えば外線電話も可能だ。通話機能を使いこなせば社内外とのコミュニケーションが便利になるだけでなく、通話打ち合わせの議事録作成などの負荷軽減にもつなげられる可能性がある。

 Windows版アプリを例に取ると、左側のアイコン一覧に「通話」アイコンがある。これをクリックすると、連絡先のリストが出る。受話器のアイコンをクリックすれば相手を呼び出す。チャット画面の右上にも受話器のアイコンがあり、同様に通話ができる。

Microsoft Teamsの通話機能
(出所:日経クロステック)
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 同じ社内のTeamsユーザー同士で通話する場合は料金がかからず、内線電話の感覚で使える。ぜひ覚えておきたいのが「ボイスメール」機能だ。通話で呼び出した相手が出ない場合はボイスメールを残せる。通話を受けた側は「履歴」からたどって、ボイスメールを再生できる。

ボイスメールは自動的に文字起こしされたものを閲覧できる
(出所:日本マイクロソフト)
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 ここまでは一般的な電話と同じだが、さらにTeamsの機能として便利なのがトランスクリプト(文字起こし)だ。ボイスメールの音声は自動的に文字起こしされ、履歴画面で文字で表示される。「あのイベントの件でお伝えしたいことがあって連絡いたしました」といった具合だ。音声で聞く前に手っ取り早く内容を把握できる。

Teamsを外線電話としても利用可能

 Teamsを外線電話として使うこともできる。日本国内の場合、例えば協業先のソフトバンクのサービス「UniTalk」に加入すれば「03-」や「050-」から始まる電話番号を取得できる。

 この番号に社外から電話がかかってくればTeamsに着信。Teamsユーザー間の通話と同様に履歴が残り、上述のボイスメールなどの機能も使える。逆に、Teamsから番号通知付きで外線電話を発信することもできる。

 外線電話として使う場合はオプション料金がかかる。UniTalkを使う場合、国内通話かけ放題のプランなら1番号(ユーザー)当たり月額880円(税込み)。加えて、Microsoft 365(旧称Office 365)のライセンスの種類によっては「電話システム」のオプション料金も1ユーザー当たり月額957円(税込み)かかる。既存のPBX(構内交換機)の維持費や固定・携帯電話の料金と比べた場合に、Teams通話に一本化したほうがコスト削減できるケースもありそうだ。

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