スマート家電や中継機などの普及により、様々な機器が無線LANにつながるようになった。現在は新型コロナウイルスの感染拡大を防止するために自宅作業の機会も増えている。こうした環境で重要なのがセキュリティーの確保だ。ここでは自宅のネットワーク管理・監視に役立つ便利なアプリを紹介する。

スマホで脆弱性を検出

 オフィスや自宅のどこにいてもインターネットに接続できる無線LANは便利な半面、設定不備などの脆弱性があると不正アクセスされる恐れがある。しかもネットワーク機器の管理画面はベンダーごとに異なるため、すべてを把握して設定を確認するのは手間がかかる。

 そこで利用したいのがトレンドマイクロが提供するスマホアプリの「スマートホームスキャナー」である。無料で利用できる。アプリを起動すると画面中央に「スキャン」ボタンが表示される。

 ボタンをタップすると同一LAN上の機器に対するスキャンが開始され、脆弱性がある機器を表示する。有線と無線を問わず、同じLANに接続している機器の脆弱性をまとめて確認できる。検出後に「詳細を確認する」をタップすれば、機器ごとに空いているポートなどが表示される。

脆弱性のある機器を検出する「スマートホームスキャナー」
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無料で使えるエージェントレスでネット監視システム

 ネットワーク管理者にとって社内ネットワークや接続された機器の監視は欠かせない業務の1つだ。しかしそれぞれの機器に対して通信疎通を確認したり、不正な接続がないかを把握したりするのは大変な作業になる。

 こうした面倒な管理者の業務を低減できるソフトウエアが「PRTG Network Monitor」である。特徴はエージェントレスで監視できること。死活監視やネットワーク上のトラフィックなどを監視できる。

エージェントレスでネットワークを監視する「PRTG Network Monitor」
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 PRTG Network Monitorは監視項目と監視ノード数を掛け合わせたセンサーという単位を採用する。例えば20ノードで3つの項目を監視するには20×3の60センサーが必要になる。

 PRTG Network Monitorには30日間の無料期間が設けられており、その期間は無制限にセンサーを設定できる。無料期間が過ぎると、100センサーに制限されるフリー版になる。

 ライセンスを購入すれば、有料版を利用できる。ライセンスの価格は500センサーで1750ドルから。

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