テレワークが普及して、オフィスを縮小したりフリーアドレス化したりする企業が増えている。オフィスを移転する際にはネットワークも更新することになる。ネットワーク管理者の腕の見せどころだ。移転におけるネットワーク管理者の役割から、配線やサーバーラック設置など押さえるべき工事の要点まで、オフィス移転の舞台裏を解説する。

オフィス移転の舞台裏
目次
-
オフィス移転はコスト削減の好機、ネット回線や機器を全面的に見直す
ほとんどの企業では、オフィス移転に伴ってネットワーク環境も見直すことになる。ネットワーク回線やネットワーク機器を全面的に見直すチャンスだ。そこで今回は、見直すべきポイントを解説する。
-
オフィス移転は「落とし穴」だらけ、サーバールームの確保が重要な理由
オフィス移転で重要なのが現地作業だ。経験しなければ分からない「落とし穴」が多数存在する。そのうちの1つがサーバールームだ。サーバールームには特殊な要件がいくつもあるからだ。早めに確保しないと大変な状況になり得る。
-
オフィス移転のキモはネットワーク更新、円滑に進めるための鉄則とは
オフィスの移転は単なる引っ越しではない。物理的な構築作業を伴うネットワークは、オフィスが変わればゼロから作り直す必要がある。簡単な作業ではない。まずは、ネットワーク更新を円滑に進めるための鉄則を解説しよう。