多くの企業が注目するデジタルトランスフォーメーション(DX)。成果を上げる企業が登場する一方で、うまくいかない企業も多い。本特集ではDXで業務変革を成功させる考え方、進め方を解説する。

「業務変革型DX」の進め方
目次
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日立製作所が「工場シミュレーター」で生産最適化、DXを成功させた3つのポイント
日立製作所大みか事業所は2005年より「デジタル技術を活用した工場全体プロセスの最適化=生産DX」の取り組みを開始しました。この取り組みは設計、製造、生産管理、品質保証などの各部署からメンバーを集め、システム部門が検討をリードし、先端技術に精通する研究所が協力するという部署横断の事業所全体活動とし…
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複合機の障害対応は1度の客先訪問で完了させる、京セラドキュメントの「保守DX」
京セラドキュメントソリューションズは顧客満足度(CS)の向上と業務の効率化を目的として、デジタル技術を活用した業務変革=DXに継続的に取り組んでいます。
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DXに消極的な事業部門、協力を得るのに欠かせない2つの策
業務変革型DXを進める際、事業部門はデジタル技術を十分に理解しているとは限らないうえに、デジタル技術が無くても業務を行えます。そのため事業部門はDXに対して不安が大きく積極的ではないことがあります。
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PoCで終わらせない、DXで業務変革を「確実に」成功させる7つのポイント
DX(デジタルトランスフォーメーション)には「事業創造型DX」「業務変革型DX」という大きく2つのタイプがあります。比較的取り組みやすい「業務変革型DX」に絞って、PoC(概念実証)にとどまらず確実に成果を出す考え方、進め方を解説します。