キャリアアップや人間関係構築、給与などの待遇面、転職や起業――。技術者の多くは、自分の働き方について様々な悩みや不安を抱えている。
人事コンサルタントとして様々な企業の職場活性化を支援する筆者が、こうした不安を解消し、組織で働く楽しみを見いだすための具体的な方法を紹介する。
キャリアアップや人間関係構築、給与などの待遇面、転職や起業――。技術者の多くは、自分の働き方について様々な悩みや不安を抱えている。
人事コンサルタントとして様々な企業の職場活性化を支援する筆者が、こうした不安を解消し、組織で働く楽しみを見いだすための具体的な方法を紹介する。
退職後の暮らしについてはそれほど理解が進んでいない印象があります。例えば、これまで会社に任せきりにしてきた税金や健康保険などの支払いです。資産運用をどうするかだけでなく、こうした支出や手続きについても理解しておく必要があります。
「優秀な人ほど転職する」という話をよく聞きます。転職していく同期を何人も見送りながら、今の会社に残っている自分はこの人たちと比べて劣っているのではないかと思っている人もいるかもしれません。
「結婚したら、会社を辞めるべきなのか」。企業のキャリア研修を担当する際、筆者が受講者からよく受ける質問です。特に入社3年目くらいを対象にしたオンライン研修で、個別質問の時間に女性社員から尋ねられます。
筆者はライフワークとして、社会人や学生の働き方・就職の相談に乗っています。会社全体が嫌いとか職場になじめないとかいうのでなく、目の前にいる1人とどうしても合わずに会社自体を辞めたくなった、という相談が後を絶ちません。
筆者はこれまで、工場勤務ならではの不満や悩みを多く耳にしてきました。それらを解消すべく転職を志す人も少なからずいました。本当に転職すべきなのか、一緒に考えてみましょう。
FIREについてはさまざまな情報を見かけますが、「いくら貯金があればリタイアできるか」といった資産運用に関するものがほとんどです。今回は仮に貯金がたまったとして、リタイア後の生活について考えてみましょう。本当にFIREがあなたにとって良い選択なのでしょうか。
新入社員研修で教わったようなビジネスの基本動作がきちんとできている。これは、50代での起業にとってとても重要です。
「定年を45歳に」「50代の働かないおじさん」――。こんなキーワードをネットで見かけることが増えたような気がします。働く40代、50代には、「職場から出て行け」と言われているようで肩身の狭さを感じている人も少なくないようです。
一部の業界を除けば、成長のための人手不足に悩んでいる企業は多いようです。筆者の周りでも、「早期退職者を募集したところ予想以上の応募があり、人手不足になってしまった」といった例があります。
テレワーク下、多くのマネジャーが部下のマネジメントに苦労しています。慣れない上司のマネジメントに振り回される部下の愚痴もよく耳にします。今回は、中堅ITベンダーに務める小野課長という架空の人物を通じて、ありがちな例を紹介します。
職場のたこつぼ化を解消して、みんなが明るく会話をする環境にすべし――。言うのは簡単ですが、現在の環境下では幻想に近いのではないかと筆者は考えます。
相手が社内のメンバーとなると、気安さもあってオンライン会議にプライベートな情報を持ち込む人もいるでしょう。もちろん自宅にいるのですから生活の様子が写り込むのは当然ですが、できるだけ会議に関係のないものは取り除くことをお勧めします。
最初の相談から数カ月後、「新天地が見つかりました」と内定の報告をくれる人には共通項があると感じています。それは「好奇心が旺盛」であることです。
若手部下のことを思ってしたことが空回りしてしまい、良好な関係を築けない――。そんなマネジャーの悩みを耳にします。新入社員研修の講師や大学生のキャリア相談などを手掛ける筆者からすると、マネジャーが若手の特性を理解し切れていないために起こることだと感じます。
「若手が多い職場に異動になって、自分がいるだけで申し訳なくなる」といった声を聞きます。特に今は、真面目にコツコツ働き、地道に成果を残している40~50代ほど、自分を責めているように感じています。
ジョブホッパーの仕事術を象徴するのが執務机です。ジョブホッパーと呼ばれる人の多くは、机が常にきれいな状態に保たれています。日常的に整理整頓しておくことには、大きく2つの狙いがあります。
部下の人となりや価値観を理解しようとしたとき、「とりあえず飲みに行って距離を縮める」のが一番だと考えている人がいますが、筆者からすると得策とは思えません。