三井住友FGが全社員にDX研修、5万人を脱落させない工夫とは
出典:日経クロステック、2021年11月19日
(記事は執筆時の情報に基づいており、現在では異なる場合があります)
三井住友フィナンシャルグループ(SMBCグループ)は2021年3月から、「SMBCグループ全従業員向けデジタル変革プログラム」というデジタル研修を進めている。名称の通り、三井住友銀行やSMBC日興証券、三井住友カードなどSMBCグループの全社員を対象にしている。対象者数は5万人に上る。
表 三井住友フィナンシャルグループがグループ全社の社員に提供している研修動画の内容
5万人を対象に動画でDX研修(出所:三井住友フィナンシャルグループの資料を基に日経コンピュータ作成)
[画像のクリックで拡大表示]
デジタル研修を通じて、社員1人ひとりにDXの素養を持たせ、あらゆる場面でデジタル技術の活用を当たり前にしていく。この組織文化の醸成を目的としている。
社員1人ひとりの研修はオンラインで受講する動画コンテンツから始まる。10分ほどの長さの動画を多数用意している。合計すると30本以上、約5時間分だ。動画コンテンツはデジタル人材育成事業などを手掛けるチェンジと共同開発した。既にSMBCグループで2万人以上が研修を受けた。
この先は日経クロステック Active会員の登録が必要です
日経クロステック Activeは、IT/製造/建設各分野にかかわる企業向け製品・サービスについて、選択や導入を支援する情報サイトです。製品・サービス情報、導入事例などのコンテンツを多数掲載しています。初めてご覧になる際には、会員登録(無料)をお願いいたします。