パソコンでの文字入力の快適さは、利用するキーボードによって異なる。キーボードを打ちにくいと感じたら、デスクトップパソコンならキーボードを交換したり、ノートパソコンなら外付けキーボードを導入したりするとよい。今回はキーボード選びで重要なポイントを解説する。

接続方法を確認する

 パソコン用キーボードの接続方法は、有線と無線の2種類がある。キーボードを選ぶときは、まず接続方法を確認しよう。

 有線キーボードのほとんどは接続にUSB端子を使う。現在販売されているパソコンはUSB端子を備えている。

 キーボード製品の多くはUSBのType-A(タイプA)と呼ぶ角形の端子を使う。中にはType-C(タイプC)と呼ぶ楕円状の端子を採用した製品もある。両方の端子を備えているパソコンが多いが、ひと昔前のパソコンだとタイプA端子のみなのでキーボードを購入する前に端子の形状を確認したい。変換コネクターが付属し、双方に対応する製品もある。

 旧型のパソコンで多く使われていたPS/2端子のキーボードも量販店などでまだ販売されている。こうした製品を購入しないためにも、端子の確認は欠かせない。なお、PS/2端子をUSB端子に変換するコネクターが付属する製品もある。

有線タイプのキーボードは安価ながらしっかりとした作りの製品が多い。写真はUSB接続のサンワサプライの「SKB-L1UBK」(実売価格は709円(税込み、以下同))
有線タイプのキーボードは安価ながらしっかりとした作りの製品が多い。写真はUSB接続のサンワサプライの「SKB-L1UBK」(実売価格は709円(税込み、以下同))
(撮影:スタジオキャスパー、以下同)
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無線接続は独自タイプとBluetoothの2種類

 無線キーボードには、無線通信が独自タイプとBluetoothの2種類がある。

 独自タイプは製品に付属する専用の受信機をパソコンのUSB端子に挿して使う。イメージとしては、USB接続の有線キーボードの有線部分を無線に置き換えたものと考えてよい。

 有線キーボードと同じようにOSが動作していなくても認識するため、UEFI(Unified Extensible Firmware Interface)の設定画面や正常起動しないときの回復モード、ブートメニューといった状態でも使える。トラブル時にも使いやすい。

 一方、Bluetoothの無線キーボードは、接続にBluetoothを使う。多くのパソコンがBluetooth機能を標準で搭載しているのでアダプターを別途用意する必要がない。また、Bluetooth機能を標準で搭載するスマートフォンやタブレットにも使える。

 マルチペアリングという機能に対応したキーボードであれば接続先を切り替えられるので、複数のパソコンやスマホなどで切り替えて使うことも可能だ。

 Bluetoothのキーボードは便利だが、最初に接続するときにペアリングという操作が必要になる。また、ペアリングはOS上で実行するため、OSが稼働していない状態では利用できない。UEFIの設定画面や正常起動しないときの回復環境、ブートメニューなどでは別の手段を考える必要がある。

 キーボードの高級機には、有線と無線の両方に対応している製品もある。状況に応じて使い分けできる。

有線と無線の両方に対応する製品もある。写真はUSBとBluetoothに対応した東プレの「REALFORCE R3 KEYBOARD R3HA12」(直販価格は3万4980円)
有線と無線の両方に対応する製品もある。写真はUSBとBluetoothに対応した東プレの「REALFORCE R3 KEYBOARD R3HA12」(直販価格は3万4980円)
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