コロナ禍の影響でWeb会議はすっかり定着した感がある。今後も盛んに開催されることだろう。そこで工夫したいのがWebカメラの映りの向上だ。
僕も多数のWeb会議に参加しているのだが、ひどい映像で参加している人が少なからずいる。商談などでは、映りが悪いと結果に影響しかねない。身だしなみを整えるように。Webカメラの映りを少しでも良くしたいところだ。
今回は、市販のWebカメラを利用する際の映りを良くする方法と、ノートパソコンの内蔵カメラでも使えるテクニックを紹介する。
古いノートパソコンの内蔵カメラは暗く映ることも
最近発売されたノートパソコンの内蔵カメラは高画質になってきているが、数年前のものだと内蔵カメラの画質が悪い場合もある。今回は例として、2年ほど前に購入したThinkPad T14sの内蔵カメラを検証に利用した。
普通に撮影した映像は暗く、印象が悪い。このカメラを特に意識せず使っていると、相手に悪い印象を与えてしまいそうだ。特にテレワークでは、窓が背中側にあるなどの理由で逆光になることがあり、そうなるとさらに顔が暗く映る。
今回はZoomのアプリを利用し、外見補正を利用し低照度の画質調整をオンにして検証した。一般的な使い方だと思われるが、アプリによる調整にも限界があるのだ。