Wi-Fiの電波は、チャンネルで使用する周波数が細かく分けられている。テレビのチャンネルも使用する周波数帯を示しているが、同じような仕組みと考えてよい。

 ただしテレビは視聴する放送にチャンネルを合わせないといけないが、Wi-Fi接続でユーザーがチャンネルを意識することはあまりない。ノートパソコンやスマホなどは、チャンネルをWi-Fiルーターが電波を出しているものに自動的に合わせて接続するからである。

 ユーザーがチャンネルを意識するのは、Wi-Fiルーターの設定画面にアクセスして手動で指定するときくらいだろう。手動で指定しなくても、Wi-Fiルーターの多くはチャンネルを自動的に設定する機能を搭載している。

 ではWi-Fiのチャンネルは、どれを使っても同じなのだろうか。あるいは速度やつながりやすさなどの面で有利なチャンネルと不利なチャンネルがあるのだろうか。

周囲のWi-Fiネットワークと同じチャンネルにしないほうがいい

 自分が使用するWi-Fiのチャンネルと周囲のWi-Fiのチャンネルが被ると、そこで電波干渉が発生し速度や安定度に影響を与える。

 Wi-Fiは互いに近くにある複数のWi-Fiネットワークで使用するチャンネルが被ったとしても、通信できなくなることはない。チャンネルが被った別のWi-Fiネットワークが通信中であれば、通信の順番待ちをする仕組みになっているからだ。この仕組みがあるため、使用するチャンネルがかぶると通信速度は下がることになる。

 こうした影響を避けるため、なるべく近隣にあるほかのWi-Fiネットワークとチャンネルがかぶらないようにしたい。利用するチャンネルはWi-Fiルーターで設定できる。利用環境に応じて最適なチャンネルは異なるので、それに合わせて設定を変えることで通信速度が上がることがある。

チャンネル設定を見直すことで、ほかのWi-Fiとの電波干渉がなくなり通信が安定することがある。一度、設定を見直すことをお勧めする。上はバッファローのWi-Fiルーターの設定画面
チャンネル設定を見直すことで、ほかのWi-Fiとの電波干渉がなくなり通信が安定することがある。一度、設定を見直すことをお勧めする。上はバッファローのWi-Fiルーターの設定画面
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