シスコ、Acacia Communications買収の意向を発表

 

 ・Acaciaのコヒーレント光学技術は、急速に拡大する顧客のデータ需要に対応する能力をウェブスケール企業やサービスプロバイダー、データセンター事業者に提供

 ・Acaciaは本社を米国マサチューセッツ州メイナードに置くNASDAQ上場企業

 ・ソフトウェア、シリコン、光学系にわたるイノベーションによって、ネットワークをよりスマートでシンプルかつセキュアにするシスコの取組みを加速

 シスコ(本社:カリフォルニア州サンノゼ、NASDAQ:CSCO、以下シスコ)と、Acacia Communications(本社:マサチューセッツ州メイナード、NASDAQ:ACIA、以下Acacia)は本日、シスコがAcaciaを買収することで最終合意に達したことを発表しました。Acaciaは以前からシスコのサプライヤーとして、ウェブスケールの企業やサービスプロバイダー、データセンター事業者が急速に拡大する消費者のデータ需要に応えるための高速な光インターコネクト技術の開発と製造を行っています。

 契約条件に基づき、シスコはAcaciaの株式を1株当たり70ドルの現金、または完全希薄化ベースで約26億ドルの現金および有価証券で同社を買収することで合意しました。シスコとAcaciaの統合に伴って、シスコはAcaciaの既存ならびに新規の顧客をサポートし、ネットワーク機器およびデータセンター向けのコヒーレント光学技術、デジタル信号処理/フォトニック集積回路モジュール、トランシーバーなど、業界をリードする製品を提供していく予定です。

 今回の買収について、シスコ、ネットワーキング セキュリティ事業担当エグゼクティブ バイスプレジデント兼ゼネラルマネージャー デビッド・ゲクラー(David Goeckeler)は次のように述べています。「シスコはソフトウェア、シリコン、光学技術のあらゆる分野にわたってイノベーションを推進し、インテントベース アーキテクチャによってネットワークのあらゆる領域を作り変えようとしています。マルチクラウド時代になって帯域幅が急激に拡大し、光インターコネクト技術はますます戦略的になっています。Acaciaの買収により、シスコはスイッチング、ルーティング、光ネットワーキングポートフォリオにおける強みをベースに、お客様の最も大きな要求に応えることができます」

 シスコはウェブスケールからサービスプロバイダーやエンタープライズ、公共までのお客様をサポートするオプティカルシステムポートフォリオ全体を提供して、パフォーマンス、パワー、コスト要件に対応しています。Acaciaのテクノロジーによってシスコのオプティカルシステム製品群は一層充実すると同時に、より多くの企業をシャーシベースのシステムからプラグ可能なテクノロジーに移行させ、運用を簡素化し、ネットワークの複雑さの低減を図ることができます。

 Acaciaのプレジデント兼最高経営責任者(CEO)、ラージ・シャンムガラジ(Raj Shanmugaraj)氏は次のように述べています。

 「コヒーレント技術によって光ネットワークは根底から変革され、プラグ可能なコヒーレントオプティクスの導入によって今後も進化し続けていきます。統合後もシスコとAcaciaはAcaciaの既存のお客様へのサービスやサポートを継続します。Acaciaのテクノロジーをシスコのネットワーキングポートフォリオに統合することで、世界中でより広範なお客様に対応しながら、コヒーレント技術やプラグ可能なソリューションへの移行を加速していけると確信しています」

 今回の買収は、慣習的な取引完了条件に従い、規制当局の承認を得た上で、シスコの2020会計年度第2四半期中に完了する見通しです。買収後、Acaciaの従業員はデビッド・ゲクラーが率いるシスコのネットワーキング セキュリティ事業部門でオプティカルシステムおよびオプティックビジネス事業に加わります。

 ※以下は添付リリースを参照

 

 

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添付リリース

https://release.nikkei.co.jp/attach_file/0514233_01.pdf