NEC、ITシステムのモダナイゼーションを支援するハイブリッドIT製品群を強化

 

 NECは、ITシステムのモダナイゼーションを支援するハイブリッドIT製品群として、HCI(Hyper Converged Infrastructure)モデル「NEC Hyper Converged System(注1)」やマイクロサービス化支援ツールをはじめとした製品群を強化し、順次提供を開始します。

 近年、デジタル時代が本格化する中、多くの企業では、日々変化するビジネス環境へ対応するため、最新のデジタル技術を活用し、既存の業務をさらに効率化していくことや、従来から蓄積してきた情報資産を有効活用して新たな事業やサービスを創出していくことが求められており、従来のITシステムと最新のデジタル技術を取り入れた新しいITシステムとの組み合わせ(ハイブリッド)を図りながら、デジタル時代に対応したITシステムへと進化させていくモダナイゼーションが課題となっています。

 本製品群は、最新のデジタル技術を取り入れたハイブリッドIT環境の容易な設計・構築・運用を可能とし、さらには、COBOLやJava等で開発された既存のアプリケーション資産を活かしながら、ITシステムのモダナイゼーションを実現するものです。

 NECは、ITシステムのモダナイゼーションに向けて、「ITインフラストラクチャ環境のモダナイゼーション支援」、「アプリケーション環境のモダナイゼーション支援」、「オンプレミスとクラウド環境全体の統合管理支援」の3つの観点で、企業や組織におけるデジタル技術を活用した成長戦略の原動力となるハイブリッドIT環境の実現に貢献します。

 ※参考画像は添付の関連資料を参照

1.「ITインフラストラクチャ環境のモダナイゼーション」を支援する製品群

 利用状況に連動してITリソースを柔軟に拡張できるスケールアウトと、ITシステム全体の運用管理の容易化と効率化を実現するITインフラストラクチャを提供します。

 HCIモデル「NEC Hyper Converged System」においては、各コンポーネントのバージョン管理・更新を、全コンポーネントを一括してライフサイクル管理できるサポートサービスを開始します。

 さらにNEC独自の専用管理ツール「NEC Hyper Converged System Console」では、新たに直観的なGUI操作機能や運用作業の自動化技術を搭載しました。例えば、障害予兆検知機能による業務停止回避やシステムの利用状況レポート作成時間を8時間から約30分に削減できる(注2)など、多様な運用管理支援機能を提供します。なお、従来製品に比べ、導入工数を約70%削減し、パッチ管理・適用工数を約67%削減するという効果も実証しました(注3)。

 また、IAサーバExpress5800シリーズの保守契約者向け「サーバ診断カルテサービス」では、新たに過去のリソース稼働状況との比較機能を追加し、リソース不足によるトラブルや業務停止の予兆傾向の可視化が可能となりました。

2.「アプリケーション環境のモダナイゼーション」を支援する製品群

 高信頼・高品質なマイクロサービス化・コンテナ化を実現するアプリケーション開発環境を支援します。

 従来のアプリケーションの中から、マイクロサービス化する対象候補を調査・設計する作業を効率化する「SystemDirector Microservice Toolkit」と、コンテナ運用管理の省力化を実現する「NEC Workload Manager for Container Platform」を新たに提供します。

 「SystemDirector Microservice Toolkit」は、データベースへのアクセスや、複数のプログラムにまたがるフローの呼び出しを可視化する事で、プログラムソースコード分析にかかる工数を省力化し、マイクロサービス化の対象候補切り出しにおける検証作業を約60%削減することも可能(注2)になります。

 また、「NEC Workload Manager for Container Platform」は、運用管理ルールを定義したテンプレートを元に監視・操作条件を入力するだけで高度な知識が要求されるコンテナの運用業務を効率化できると共に、Webブラウザ上でコンテナの構成履歴や稼働状況などの確認も可能となりました。

 最新の「WebOTX Application Server」では、マイクロプロファイル仕様やフォールトトレラント機能に対応するなどマイクロサービス開発の容易性を向上しました。

3.「オンプレミス/クラウド環境全体の統合管理」を支援する製品群

 オンプレミス環境からクラウド環境までオールインワンで統合管理できる「WebSAM」関連製品では、障害検知から復旧までの時間短縮やジョブ実行管理の効率化、セルフポータル画面を通じたリソース払出の自動化機能やWebブラウザベースでの利用申請/承認機能などを強化しました。

 なお、「WebSAM vDC Automation」「WebSAM SigmaSystemCenter」では、クラウドサービス基盤において1顧客あたり運用コストを約50%(約20時間→約10時間以下)削減(注4)、「WebSAM JobCenter」では、クラウド上での定常運用業務の自動制御部品提供を通じてクラウドサービス運用経費を約20%削減(注4)する効果について実証しました。

 ※以下は添付リリースを参照

 

 

リリース本文中の「関連資料」は、こちらのURLからご覧ください。

参考画像

https://release.nikkei.co.jp/attach_file/0517182_01.jpg

添付リリース

https://release.nikkei.co.jp/attach_file/0517182_02.pdf