同一空域・複数事業者のドローン運航管理システムとの相互接続試験の環境を構築

—API接続により、一般のドローン事業者でも相互接続試験が可能に—

 

 NEDOは、ドローンの運航管理システムの開発プロジェクトを推進しており、今般、NEDO、日本電気(株)、(株)NTTデータ、(株)日立製作所は、福島県、南相馬市、(公財)福島イノベーション・コースト構想推進機構の協力のもと、「福島ロボットテストフィールド」(福島県南相馬市・浪江町)において、同一空域で複数事業者のドローンが安全に飛行するための運航管理システムとの相互接続試験の環境を構築しました。

 具体的には、福島ロボットテストフィールドの総合管制室に、複数のドローン事業者が情報共有するための運航管理統合機能のサーバーを設置、稼働させたほか、先般公開した運航管理システムのAPIに関する利用規約の整備などを行いました。これにより、NEDOプロジェクトに参画していない一般のドローン事業者でも、APIを介して本サーバーに接続することにより、運航管理システムとの相互接続試験を行うことが可能となりました。

 *図1は添付の関連資料を参照

1.概要

 国立研究開発法人 新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)は、同一空域で複数事業者のドローンが安全に飛行するための運航管理システムの開発や、「福島ロボットテストフィールド(※1)」(福島県南相馬市・浪江町)における運航管理システムの実証試験(※2)などを実施するプロジェクト(※3)を進めており、将来的には国際標準への提案を見据え、あらゆるドローン事業者が安心・安全にドローンを運航できる社会を目指しています。

 今般、NEDO、日本電気株式会社、株式会社NTTデータ、株式会社日立製作所は、福島県、南相馬市、公益財団法人福島イノベーション・コースト構想推進機構の協力のもと、福島ロボットテストフィールドにおいて、運航管理システムの相互接続試験の環境を構築しました。

 運航管理システムでは、ドローン事業者が運用する「運航管理機能」が、「運航管理統合機能」に接続することで、ドローンの飛行計画やリアルタイムの飛行状況、飛行禁止空域など空域の安全に関する情報を、他のドローン事業者と共有するサービスを利用することが可能となります。

 今回、福島ロボットテストフィールドの総合管制室に、複数のドローン事業者が情報共有するための運航管理統合機能を提供するサーバーを設置し、2019年8月30日に稼働しました。また、先般公開した運航管理システムのAPI(アプリケーション・プログラミング・インターフェース)(※4)の利用規約の整備などを行いました。これにより、NEDOプロジェクトに参画していない一般のドローン事業者でも、APIを介して本サーバーに接続することにより、福島ロボットテストフィールド内で運航管理システムとの相互接続試験を行うことが可能となります。相互接続試験の実施期間は2020年2月までを予定しています。

 なお、この相互接続試験は、2017年11月22日にNEDOと福島県が締結したロボット・ドローンの実証等に関する協力協定(※5)、および2019年4月10日にNEDOと南相馬市が締結した福島ロボットテストフィールド等を活用したロボット関連人材育成等に関する協力協定(※6)に基づいて実施します。

 *以下は添付リリースを参照

 

 

リリース本文中の「関連資料」は、こちらのURLからご覧ください。

図1

https://release.nikkei.co.jp/attach_file/0520507_01.jpg

添付リリース

https://release.nikkei.co.jp/attach_file/0520507_02.pdf