日本ユニシス

山陰エリアの交通課題解決に向けてJTBとMaaSアプリを提供

〜山陰地域観光MaaS協議会に参画し、実証事業を推進〜

 

 日本ユニシスは、2017年から山陰エリア(鳥取県・島根県)においてJTBおよび山陰インバウンド機構とサービス展開しているデジタル周遊パスアプリ「Visit Sanin Tourist Pass」(注1)に、新たに両県それぞれで発行されている路線バスなどの乗り放題パスの機能を付加した、交通フリーパスのサービス提供を開始しました。

 国土交通省は、2019年4月に新たなモビリティサービスの推進を支援する「新モビリティサービス推進事業」について公募を行い、全51事業の中から、特に事業の熟度が高く、全国の牽引役となる先駆的な取り組みを行う「先行モデル事業」として19事業を選定、「Visit Sanin Tourist Pass」を活用した実証事業は「観光地型のモデル事業」として採択されました。

 日本ユニシスは、「山陰地域観光MaaS協議会」(注2)に参画し、山陰地域を訪れる外国人観光客のスムーズな周遊および事業者の受け入れ環境の改善、さらには地域の価値・利便性の向上を目的とした観光MaaSの持続可能なあり方を検討してきました。本アプリサービスの提供および継続的なコンテンツの拡充により、今後さらに増加する訪日外国人旅行者の利便性向上と山陰エリアの広域周遊につなげる「観光型MaaS」の実現を目指していきます。

【背景】

 山陰はエリアを横断するJR山陰本線や一部の観光用の循環バス・遊覧船を除き、十分な交通ネットワークが整備されていないため、観光客の移動は不便なものとなっています。また、近年はクルーズ船の寄港が盛んになっており、地域観光の起爆剤となることが期待される一方で、脆弱な地域公共交通がその足かせになっていました。

 山陰地域では、観光客のみならず、居住者の生活や地域産業振興に係る観光活性化の視点からも、MaaSを活用した地域公共交通体系の再生が重要な課題となっており、利便性の高いサービスの整備が求められています。

【実証事業の概要】

 デジタル周遊パスアプリ「Visit Sanin Tourist Pass」に交通フリーパスのサービスを付加し、「観光型MaaS」実証事業を行います。

 本実証実験では、外国人観光客の行動データを収集・分析し、MaaSを活用した地域公共交通体系、地域内移動の利便性向上、誘客・周遊の促進への寄与を検証していきます。

 ●交通フリーパスの概要

  スマホアプリ上で交通フリーパスを購入し、バスなどに設置されたQRコードを読み込むことで、鳥取県全域と島根県東部地域の交通機関を自由に乗降することができます。

 ●参画交通事業者

  (鳥取県)

   日本交通・・・鳥取県内完結の路線バス全路線

   日ノ丸自動車・・・鳥取県内完結の路線バス全路線、松江線および一部の空港連絡バス(鳥取駅〜鳥取空港、米子駅〜米子空港)

   鳥取市・・・循環バス「くる梨」

   米子市・・・循環バス「だんだんバス」、淀江町巡回バス「どんぐりコロコロ」

   鳥取市観光コンベンション協会・・・ループ麒麟獅子

   岩美町・・・岩美町営バス全路線

   若桜鉄道(郡家駅〜若桜駅)

   八頭町・・・八頭町営バス全路線

   若桜町・・・若桜町営バス全路線

  (島根県)

   一畑バス・・・松江管内・出雲管内全路線

   一畑電車・・・全路線

   松江市交通局・・・全路線(レイクラインバス含む)

   出雲一畑交通・・・出雲空港連絡バス

   松江一畑交通・・・出雲空港連絡バスおよび米子空港連絡バス

   日ノ丸ハイヤー・・・米子空港連絡バス

 ※以下は添付リリースを参照

 

 

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添付リリース

https://release.nikkei.co.jp/attach_file/0524569_01.pdf