オンライン診療時の画像の色を補正するサービスの提供を開始

自宅から患者の画像を送るだけで顔色や患部の色などを適正に診断可能!

 

 大日本印刷株式会社(本社:東京 代表取締役社長:北島義斉 資本金:1,144億円 以下:DNP)は、オンライン診療向けに「画像補正サービス」の提供を開始します。本サービスは、患者が自宅から出ることなく、1cm角程度の小さいカラーチャート「CASMATCH(キャスマッチ)」を頬などに貼って撮影すると、専用サーバーがCASMATCHの色を基準に画像の色調を調整し、病院にいる医師が患者の顔色や患部の色などを適正に見て、診断に役立てることができます。

 DNPは、医療機関でのオンライン診療サービスの運用をサポートしている企業などへ本サービスを提供します。

 *カラーチャートは、映像を作る際に正確な色が再現できているかを判定する“色の基準”であり、DNPが製造するカラーチャートは1960年代初頭のカラーテレビの誕生とともに生まれ、テレビ放送の業界スタンダードとして現在も使われています。DNPは、印刷で培った技術を基に放送用カラーチャートを製造・販売しています。

 ※参考画像は添付の関連資料を参照

【画像補正サービスの背景と概要】

 患者が医療機関へ行くこと自体が感染リスクの一つであり、新型コロナウイルスの感染拡大防止策としてオンライン診療へのニーズが急速に高まっています。厚生労働省は、2020年2月28日に再診以降のオンライン診療や処方を許可し、4月10日には初診についてもオンライン診療を許可しました。しかしオンライン診療の際に、患者が自宅などで撮影する画像は、スマートフォンやタブレット端末などのカメラの性能や撮影時の光の影響などによって色や明るさが異なるため、医師のパソコンで多くの患者の画像を一定水準の色調で確認することが困難でした。

 今回、オンライン診療における色に関する課題に対してDNPは、患者が自分自身を撮影する際に小型のカラーチャート「CASMATCH」を同時に撮影し、ネットワーク経由で専用サーバーに画像を送ってCASMATCHを基準に色調を整えることで、一定水準の色調に補正し、患者の画像を医師のパソコンに表示できるシステムを開発しました。DNPは、長年培ってきた“正しい色を再現”するノウハウを活かし、テレビやデジタルカメラなどの色の基準となる「テストチャート」をはじめ、画像補正のモジュールやソフトウエアなどを提供してきました。また、従来のHDTV(High Definition Television)放送方式の国際規格BT.709から、高精細画像4K・8Kの新国際規格BT.2020(BTとはBroadcasting Seivice Televisionの略で「テレビ放送用」の「2020番目」の国際規格という意味。)に対応したテストチャートの開発も完了しています。今回開始する「画像補正サービス」については、これらの色補正に対する長年の経験とノウハウを活用しています。

 ※以下は添付リリースを参照

 

 

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参考画像

https://release.nikkei.co.jp/attach_file/0535294_01.jpg

添付リリース

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