ケイデンス Tensilica Xtensa プロセッサー、ISO 26262 ASIL-Dに完全準拠で最も厳格な自動車機能安全要件に対応

FlexLock機能を搭載したTensilica XtensaプロセッサーIP、ASIL-D機能安全認証を独自に取得、最も安全性が求められる車載アプリケーションで使用可能に

 ケイデンス・デザイン・システムズ社(本社 米国カリフォルニア州サンノゼ市、以下、ケイデンス)は、7月28日(米国現地時間)、自動車安全規格の評価で最高水準のISO 26262:2018 ASIL-Dに準拠するFlexLock機能を搭載したCadence(R)Tensilica(R)Xtensa(R)プロセッサーが、SGS-TUV Saar(◇)による認証を取得したことを発表しました。

 ◇SGS-TUV Saarの正式表記は添付の関連資料を参照

 この機能安全認証は、ランダム故障に対する保護を強化するFlexLockのオプションを備え、システマティック故障に対して保護するためのロバストな安全プロセスに従って開発された、ベースのマイクロコントローラーから高性能なDSPにまで適用されます。FlexLock機能を搭載したTensilica Xtensaプロセッサーは自動車市場に最適で、AI、ビジョン、レーダー、ライダー、オーディオ、V2X(vehicle-to-everything)、制御アプリケーションに適合しています。

■SGS-TUV Saar・コメント

・Wolfgang Ruf氏(Head of functional safety for semiconductors)

 「車載アプリケーション向けに最適化されたケイデンスのTensilica FlexLock プロセッサーは、ASIL-D機能安全規格への完全準拠を達成した業界初のプロセッサーです。ASIL-D ISO 26262:2018規格のシステマティック故障およびランダム故障回避への準拠に対する総合的評価の認証は、ケイデンスIPの高い機能安全品質の証です。SoC設計者は、機能安全認証を取得したTensilicaプロセッサーIPを使用したデザインにより自動車業界の厳格で安全を重視すべき要件への準拠を確保できます。」

 ASIL-D準拠へのキーとなるのは、柔軟で拡張性の高いXtensaプロセッサーアーキテクチャーにロックステップ対応を追加する新機能FlexLockです。ロックステップは、ハードウェアレベルでコアロジックの冗長性により、ソフトウェア実行における安全性を高める実績ある手法です。FlexLockはASIL-D認証の達成をサポートするだけでなく、ASIL-Bソリューションで2つのコアを個別に実行できる機能も設計チームに提供します。さらに、FlexLockソリューションは、2つのコアのローカルメモリーとキャッシュをロックステップモードで実行できる選択肢を与え、メモリー故障に対してさらに高いレベルで保護することを可能にします。

 ※以下は添付リリースを参照

リリース本文中の「関連資料」は、こちらのURLからご覧ください。

SGS-TUV Saarの正式表記

https://release.nikkei.co.jp/attach/615487/01_202107291051.pdf

添付リリース

https://release.nikkei.co.jp/attach/615487/02_202107291051.pdf