修正漏れを監視する「Sider Scan」が製品版リリース

AIのバグ検出精度と解析速度が大幅に向上

 ソフトウェア開発支援ソリューションの開発・提供を行う株式会社Sider(本社:東京都港区、代表取締役社長:浅原明広)は、ソースコードを監視してバグを通知する「Sider Scan」の製品版をリリースしました。監視対象のリポジトリが1つまでは無料でご利用いただけます。2つ目以降は、監視対象リポジトリが増えるごとに月額5500円の利用料です。

 https://siderlabs.com/scan/

 ※図は添付の関連資料を参照

 Sider Scanの動作イメージ。ソースコードを監視して、修正漏れなどのバグが発生するとそれを通知する

 Sider Scanは、コピー&ペーストなどで発生した類似したソースコード(重複コード)を解析する監視ツールです。人力では把握が困難だった重複コードをAI(人工知能)が解析し、バグが発生していないか自動で監視します。重複コードの修正漏れなどでバグが発生すると、それを検知してユーザーに通知します。

 製品版では、バグの検出精度が大幅に改善し、解析速度も向上しました。これにより、リポジトリを毎時解析するような監視ツールとして使えるようになりました。サポートしているプログラミング言語は、C、C++、C#、CUDA、Java、JavaScript、PHP、Ruby、Swift、TypeScriptです。

■重複コードと修正漏れバグ

 “重複は、あらゆるソフトウェアの諸悪の根源”との言葉があるように、重複コードはソフトウェアの性能劣化やバグ原因の筆頭に挙げられます。重複コードに関わる不具合や修正漏れが自動で検知できれば、開発効率とソフトウェア品質の両面を大きく向上させることでしょう。

 例えば、ある重複コードを変更した場合、対象のコードだけではなく関連する重複コードを漏れなく全て検索し、それら重複コードに対して同じ修正が必要か否か判断しなければなりません。ソフトウェアの規模が大きくなるに従い、この作業の難度は指数関数的に増加し、見落としや修正漏れが発生してバグの原因になりえます。

 開発メンバーの入れ替わる開発現場で、重複コードを把握するのは困難です。こうした修正漏れバグは問題ないコードのように見えるため、目視によるコードレビューでも見つけるのが難しいとされています。

 Sider Scanは重複コードを定期的に解析し、コードの修正漏れが発生していないか監視します。もしバグなどの問題が検出された場合、メールなどでユーザーに通知します。これにより、重複コードを多く含むソフトウェアでも変更や修正がしやすく、開発効率の向上に貢献いたします。

 Siderは、今後もSider Scanのバグ検出精度の向上、対応言語の拡充、解析速度の向上に注力します。世界中のエンジニアに修正漏れバグのない環境の提供を目指します。

 ※以下は添付リリースを参照

リリース本文中の「関連資料」は、こちらのURLからご覧ください。

https://release.nikkei.co.jp/attach/618171/01_202109211124.png

添付リリース

https://release.nikkei.co.jp/attach/618171/02_202109211124.pdf