世界農業遺産の新潟県佐渡市における棚田の減農薬などの推進に向けた実証を開始

〜ドローン空撮、水田除草ロボット、高度水管理システムの活用で経営効果向上をめざす〜

 株式会社NTTドコモ(以下、ドコモ)は、世界農業遺産に認定されている新潟県佐渡市において、棚田の水稲での減農薬栽培、無農薬・無化学肥料栽培を推進するために設立された「世界農業遺産と朱鷺の島スマート農業コンソーシアム」(以下、「本コンソーシアム」)に参画し、ドローン空撮や水田除草ロボットおよび高度水管理システムの活用・検証などを行う実証(以下、「本実証」)を本日から開始します。なお、本実証は、国立研究開発法人農業・食品産業技術総合研究機構の「スマート農業産地形成実証」に採択されたものです。

 朱鷺の放鳥とともに、生き物のための生息環境を作り出している新潟県佐渡市は、農薬や化学肥料の使用を削減した米の栽培を推進し2011年に日本で初めて「世界農業遺産(GIAHS)」に認定されており、人にも生き物にも優しい農業を広げるため、無農薬、無化学肥料栽培の取り組み面積の拡大をめざしています。しかし、市内には平野部の水田に加えて棚田も多くあり、管理に労力を要するため、減農薬栽培や無農薬・無化学肥料栽培に取り組むことが困難な状況です。

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 本実証では、棚田地域で導入可能なさまざまなタイプの畦畔(※1)草刈機、水田除草ロボット、ICTを活用した高度水管理システムなどを導入することにより、減農薬栽培、無農薬・無化学肥料栽培の推進に向けたコスト低減、労力軽減、収益向上などを評価することを目的としています。また、実証した技術やノウハウを面的に展開することにより、スマート農機の導入コストと効果を地域で共有するためのシェアリングサービスの可能性を検証します。

 本コンソーシアムでは、本実証を通して、将来的に棚田地域も含め、新潟県佐渡市における減農薬栽培、無農薬・無化学肥料栽培をさらに拡大し、農業従事者の省力化やコメの付加価値向上による所得向上をめざしてまいります。

 ※1 水田に流入させた用水が外にもれないように、水田を囲んで作った盛土などの部分のこと。

 株式会社NTTドコモ、NTTコミュニケーションズ株式会社、エヌ・ティ・ティ・コムウェア株式会社は、新ドコモグループとして法人事業を統合し、新たなブランド「ドコモビジネス」を展開しています。

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